(趣旨)

第１条　この規程は、京都府内の中小企業者(中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第２条第１項に規定する中小企業者をいう。以下同じ。)で、優位性、新規性又は京都らしさを備えたものづくり、ビジネスモデルの構築等により、京都産業の振興に貢献しているものの表彰等の実施に関し、必要な事項を定めるものとする。

(表彰の区分)

第２条　表彰は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める者を対象者として実施するものとする。

(被表彰者の要件)

第３条　前条第１号に掲げるものづくり部門に係る被表彰者は、次の各号に掲げる要件のすべてを満たす者とする。

(被表彰者の決定)

第４条　被表彰者は、京都府中小企業技術センター所長、京都府織物・機械金属振興センター所長及び知事が別に定める団体の長が推薦する者で、前条の要件に該当するもののうちから、中小企業関係表彰等委員会の委員の意見を聴いて、知事が決定する。

(表彰の方法)

第５条　表彰は、知事が表彰状を授与して行う。

(協力事業所の指定等)

第６条　知事は、被表彰者を協力事業所として指定するものとする。

(協力事業所の役割)

第７条　協力事業所は、中小企業者のモデルとして、業務上の秘密に属する事項に及ばない範囲内で、事業所への見学者の受入れ、講習会への講師の派遣等について協力するものとする。

(協力事業所の指定の取消)

第８条　知事は、協力事業所が、第３条に定める要件を満たさなくなった場合等中小企業者のモデルとして適当でないと認めるときは、その指定を取り消すことができる。

(感謝状)

第９条　知事は、協力事業所として協力した者に対し、感謝状を授与することができる。

(その他)

第10条　この規程に定めるもののほか、この規程の施行に関し必要な事項は、知事が別に定める。