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産学公連携(ターゲット企業(現場課題)×開発企業(技術)×学生(斬新なアイデア)×京都府(行政))にてワークショップやシンポジウムを実施し、XR技術の産業活用・用途開発を促進する取組を行っています。
令和2年度の実例、その他世の中の先進事例を分析し、「テクノロジーを日常化する」をテーマにシンポジウムを開催しました。
シンポジウム日程:第一回 11月29日、第二回 12月6日、第三回 12月20日
時間:全回 17時~19時 場所:株式会社 ソフトディバイス ラボ(京都市北区上賀茂)
<コアメンバー>
株式会社SkeletonCrewStudio石川氏、株式会社ソフトディバイス野々山氏、
<オブザーバー>
立命館大学映像学部中村教授、株式会社Mogura久保田氏
<ゲスト>
xorim、Holoeyes株式会社、株式会社クロスエフェクト、株式会社名高精工所、株式会社NTTドコモ、株式会社ドコモCS関西、株式会社ホロラボ、株式会社朝日堂、株式会社ゆめみ、咲里畑
<協力参加>
KCROP、株式会社クロスリアリティ、近畿経済産業局
<キーノートスピーカー>
暦本純一氏(ソニーコンピュータサイエンス研究所)
<インタビュー動画撮影・編集>トーチカ
<シンポジウム動画撮影・編集>Luma
<シンポジウム>
XR開発企業、XR活用企業、XRに関連のない企業など様々な立場の方に参画いただき、インタビュー動画やグラフィックレコーディングなどを活用したディスカッションを実施しました。
第1回シンポジウム
第2回シンポジウム
第3回シンポジウム
生活やビジネスの中でのXRを人間拡張の1つとして捉え、どのように活用促進が可能かを、実例などを元に議論した。「体験」(体験の重要性・リテラシー向上)「プロトタイピング」(試作ビジネスの拡大)「共創」(受発注ではないビジネスの推進)がキーワードとして挙がった。
参加者からは、「様々な視点からXRを考えることができたことで、今後のビジネスのあり方も含めて考えることができた」「単なるマネタイズの話に収束せず、XR技術を深掘りしていくことができた」と好評価であった。
<XR推進Webサイト・『XRの未来図鑑』製作>
XR推進を軸とした京都クロスメディアコンテンツサイトを製作し、シンポジウム動画リンク、ガイドブックデータ、XR関連企業の紹介記事リンク等を掲載。また、シンポジウムの開催結果等を元に『XRの未来図鑑』を製作し、発表会での配付・ウェブでの公開等の発信を行いました。是非、ご覧下さい!
シンポジウムなどの取組結果について、2月18日京都コンテンツチャンネル内のプログラムにて発表会を開催しました。
ターゲット企業4社の事業課題を解決するプロトタイプづくりを通じて、XR技術の用途開発の課題を見出すため、バーチャル技術の技術面、活用面、運用面等の諸課題の抽出、解決策の検討を行う「xR KYOTOワークショップ」を開催。京都府内のAR・VR技術活用を検討する企業4社と、京都府内の芸術系大学在学生22名に参画いただきました。
学生が4グループに分かれ、担当した企業の課題に対して、AR・VR技術を活用した解決法について、検討を実施。グループごとに、プランナー・プログラマ-・デザイナー・3DCG加工など役割分担の上、プロトタイプの制作・提案資料の作成を行いました。
開催回数:5回(11月16日、11月30日、12月7日、12月14日、2月15日)
時間:18時30分〜20時30分
場所:東映京都撮影所内VRIA京都(外部リンク)
最終日の2月15日のみ緊急事態宣言下であったことから、zoomにてオンライン開催。
<ワークショップ運営、全体統括>
株式会社Skeleton Crew Studio
<メンター(プロデュース補助、テクニカルサポート)>
株式会社ベースドラム北原氏(プロデューサー)
株式会社ベースドラム森岡氏(テクニカルディレクター)
<参加学生>
京都コンピュータ学院、京都芸術大学、京都精華大学、立命館大学の学生22名
<参画企業>
株式会社朝日堂(外部リンク)(伝統産業)
レインメーカー(外部リンク)(ファッション)
京都大原野・咲里畑(外部リンク)(食品)
株式会社クロスエフェクト(外部リンク)(ものづくり)
第一回目のワークショップでは、京都府からの事業説明、ワークショップ概要説明、VRIAの紹介を行いました。
グループ分け・アイスブレイクを実施し、参加企業と学生のコミュニケーションを図りました。
<課外>
各チーム、企業訪問を実施し、実際に事業内容や製品・商品を肌で感じながら、企画のアイデアなどを吸収しました。
<企画発表>
オンライン上(ZOOM)でのプレゼンテーション・講評会を実施しました。
ワークショップの取組結果について、3月12日京都コンテンツチャンネル(外部リンク)内のプログラムにて発表会を開催しました。京都コンテンツチャンネルでは、本ワークショップ会場としても活用したVRIA京都のオープニングセレモニーや、京都デジタルアミューズメントアワード表彰式なども実施し、京都府のコンテンツ産業全体のイベントとなりました。
<事前収録>
発表会の実施にあたっては新型コロナウイルス感染症拡大に伴う対策として、プレゼンテーションの事前収録を行いました。(収録協力:株式会社ディレクターズ・ユニブ(外部リンク))
<発表会当日>
会場:京都コンテンツチャンネル(外部リンク)にてオンラインで配信(アーカイブ映像をご覧頂けます。)
時間:15時10分~16時00分
株式会社朝日堂(伝統産業)
ゲームをきっかけにお店の雰囲気や商品の良さを伝える「WebVRパズルゲーム」の開発(PDF:4,158KB)(Web上のバーチャルゲーム)
レインメーカー(ファッション)
店舗に行かなくても試着ができる「バーチャル試着」のシステム構築(PDF:5,596KB)(VR)
京都大原野・咲里畑(食品)
自宅にいながらARで野菜栽培ができる「どこでもお野菜栽培キット」のアプリ開発(PDF:3,239KB)(ARアプリ)
株式会社クロスエフェクト(ものづくり)
会社そのものを3Dデジタル化した会社見学「宝探しゲーム」の開発(PDF:596KB)(バーチャルゲーム)
<成果>
AR・VR技術に興味のあるものづくり企業の皆様、AR・VR開発企業の皆様のご意見、ご相談などお待ちしております。お気軽に問い合わせください。
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