丹後広域振興局
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平成16年の台風23号や平成18年の7月豪雨により丹後地域は大きな被害を受けました。それを受けまして、災害復旧や災害に強い安心・安全のまちづくりに取りくんできました。
この度、土木の日に併せて、「災害に強いまちづくり」を主要テーマに京都府丹後土木事務所や京都府道路公社建設事務所で取り組んでいる「しごと」や「工事内容」について、広く府民に知っていただくことを目的として土木の日記念イベント「土木フェスタ2007 in たんご」(主催:丹後土木事務所)を開催しましたので、その概要をお知らせします。
主要テーマ「災害に強いまちづくり」
1 主要テーマに関連した事業等を展示
2 イベント
幅広い年齢層の方々にご来場いただきました。
観光シーズンということもあり、広島県・大阪府・石川県など遠方の方もおられました。
3日間で673名のご来場をいただき、丹後土木事務所が取り組んでいる仕事などについて、いろいろご覧いただけたものと思います。
たくさんのご来場をいただきました。
展示パネルの中に答えの隠されているクイズに参加していただき、皆さん頑張って答えを見つけていただきました。
また、職員も可能な限りいろいろと説明させていただきました。
「もっと知りたい!土木のお話」の時間には主要な取り組みについて職員により説明をさせていただきました。
護岸模型と魚を入れた水槽「ミニ大手川」や塗り絵など、小さなお子さんも楽しめるようなコーナーも喜んでいただけました。
「紙ぶるる」のコーナーでは、紙模型に筋交いを入れて、家の耐震強度を目で見ることができ、子供がその場で造ったり、家に持ち帰るなど人気がありました。
大手川改修や天橋立の松並木保全対策について、スライドショーにナレーションをつけてパソコンでご覧いただきました。
中央にビデオプロジェクターを設置し、台風23号の際の出水の映像などをスクリーンとパソコンでご覧いただきました。
この映像は大変迫力のあるもので、子供たちも水害の怖さを実感できたようです。
ご覧いただいた周辺地域の方々は当時の記憶がよみがえり、当時の怖さ、苦労を口々にされていました。また、初めてご覧いただいた方も水害の怖さを目の当たりにされ驚かれていました。
防災意識の向上に貢献できたのではと思います。
(このDVDは、市民の方が氾濫している大手川を撮影されたものを提供いただいたものです。洪水の怖さ、防災意識の大切さを後世に残すために大変貴重なものです。)
丹後土木事務所としては初めての試みであり不慣れな点があったこと、お一人お一人に詳しい説明がさせていただけなかったことなど、反省すべき点はありましたが、多くの方々に土木事務所を身近に感じていただき、また、土木に関する様々な情報を見ていただけたと思います。
今後もこのような取り組みを継続して、府民と一体となった「安心・安全のまちづくり」を進めていきたいと考えておりますので、ご理解・ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
丹後土木事務所 企画調整室 ダイヤルイン電話 0772-22-2143
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