ここから本文です。

一志株式会社(亀岡市)

平成19年度に、企業として最初に「たんとおあがり 京都府産」に認定された施設です。総務部の安川部長、磯部参事と食堂を運営している給食業者の株式会社がくえんの久保井氏にお話を伺いました。

施設について紹介してください。

  • 食堂内には約120席あり、お昼休みに社員が利用します。昼食はカフェテリア形式です。  

     issigikan  89    

 

「たんとおあがり 京都府産」施設認定を申請したきっかけは何ですか。

  • 当社では、高齢化や後継者不足によって耕作ができない休耕地や耕作放棄地を再活用し、地域の活性化に貢献するために、 「農業生産法人一志アグリシステム合同会社」を設立していました。当社食堂でも、すでに地元農地で収穫された米、野菜を利用していたので、地元産野菜の利用を拡大し、地域貢献の一環になればと思い、申請しました。

      90 

メニューを提供するに当たり心がけていることは。

  • 温かいものは温かく、その料理が社員にとって一番美味しく食べられるような状態で提供できるように心がけています。
  • 地元亀岡で旬の時期に採れた農産物を有効的に利用できるように献立を作っています。また、冷凍保存せず、 新鮮な生のものを利用出来るようにしています。

           97    98

食材の供給業者さんとの連携についてお聞かせください。

  •  「農業生産法人一志アグリシステム合同会社」で収穫されたものと、地元曽我部の営農組合で収穫されたものを使用しており、使用する米と野菜のほとんどが亀岡産です。                                                また、食堂内では農業生産法人一志アグリシステム合同会社が地元で収穫した野菜を社員向けに販売しています。
  • ほとんどが地元で採れたものなので、値段も安く、鮮度のいいものを供給していただいています。 

     84                           

社員の方のご反応は。

  • 鮮度のいい野菜は、やはり美味しいと言っていただいています。また、お米もブレンドせず、キヌヒカリのみで構成された単一米にかえてから、地元西別院の水がいいこともあって、非常においしくなりました。

     94

今後の抱負についてお聞かせください。

  • 当社は、福利厚生の一環という考えで、社員に安心・安全な食をできるだけ安く提供しようと考えているので、今後も引き続 き、安心・安全な食の提供のために地元産の食材の利用を続けていきたいと思っています。またその上で、農業生産法人一志アグリシステム合同会社で収穫したものを地元の業者に販売していくことで、地域内外にも安心・安全な食を提供し、地域の活性化につなげていきたいと思っています。

     91   00

事務局から

お話をおうかがいしているなかで、地域の活性化のために、農業生産法人を設立していたり、地元大学でインターンシップや人材育成を行ったり、地域貢献に非常に熱心に取り組まれている会社であることを感じました。これからも社員の方に安心な食を提供して、亀岡産の食材を地域内外にPRしてほしいです。

お問い合わせ

農林水産部流通・ブランド戦略課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4974

ryutsu-brand@pref.kyoto.lg.jp