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平成27年度犯罪被害者等施策市町村担当者研修会の開催について

平成27年度犯罪被害者等施策市町村担当者研修会を開催しました

犯罪被害者やその家族が、一日も早く被害から回復し、平穏な生活を取り戻すためには、地域における充分な理解が必要です。京都府では、被害者等が今置かれている状況を正しく理解し、地域が一体となって被害者等を支える環境をつくるための取組のひとつとして、平成19年以降、府内市町村等の担当者を対象にした研修会を行っています。

府内一斉開催(平成27年度第1回研修会)

【開催状況】

平成27年度の第1回研修会は、人事異動に伴う顔合わせの意味を兼ねて府内一斉で開催いたしました。各市町村のほか、振興局、警察、府サポートチーム関係機関から担当者等58名が参加しています。

【日時場所】

平成27年6月12日(金) 午後1時30分~午後4時00分 京都府職員福利厚生センター3階 第2・3・4・5会議室

【研修内容など】

・ 講演 「自治体における犯罪被害者等相談支援」  ~顔の見える関係から支援が始まる~                     稲吉氏講演2

 ★ 講師  東京都中野区 犯罪被害者等相談支援窓口  稲吉 久乃 様                                                                                   

稲吉氏講演  

 講演では、稲吉様が、中野区の取組、「被害者ノート」の紹介や説明、犯罪被害者等の現状や二次被害、支援者としての心構え、事例に基づいた支援状況などについて、パワーポイントを使いながら、分かり易くお話されました。長きに亘り相談窓口業務で犯罪被害者等と真摯に向き合い、被害者に寄り添った支援を続けてこられた稲吉様の姿勢や犯罪被害者支援への情熱に、当府の担当者も大いに刺激を受けました。参加者から「先進されている行政の話が聞けて大変有意義でした」「心で接することが大切であることを学びました」等の声が聞かれました。 

・ パネルディスカッション テーマ 「途切れのない支援について」                   パネルディスカッション

★京都府犯罪被害者支援コーディネーター(臨床心理士) 

★パネリスト(4名) 講師、(公社)京都犯罪被害者支援センター事務局長                                                                 京都府警犯罪被害者支援室室長補佐、京丹後市市民協働課係長

パネルディスカッション意見

  パネルディスカッションでは、講師の稲吉様も加わり、途切れのない支援について活発な討論が行われました。各パネリストから犯罪被害者等の支援についての紹介や、事例発表が行われ、犯罪被害に遭われた方に途切れのない支援をするために、警察、行政、民間等関係機関がどのように連携していけばいいかを、参加者からも意見を求めて話し合われました。アンケートでは「実際の事例により様々な意見が聞けて良かった」「更に連携することが大切だとわかった」等の感想が寄せられました。

地域別に研修会を開催(平成27年度第2回研修会)

【開催状況】

平成27年度の第2回研修会は、地域別に二分割に分けて開催しました。平成27年8月開設の京都性暴力ワンストップ相談支援センター(京都SARA)のセンター長を講師として招き、各市町村のほか、警察、京都犯罪被害者支援センター、府サポートチーム事務局、振興局から担当者53名が参加しています。

【日時・場所】

☆ 南部地域:平成28年2月18日(木)午後1時30分~午後3時30分 京都府宇治総合庁舎1階大会議室

☆ 中・北部地域:平成28年2月22日(月)午後1時30分~午後3時30分 市民交流プラザふくちやま3階 

【研修内容など】

・ 第3次犯罪被害者等基本計画(案)について(事務局説明)

・ 講演 「京都性暴力被害者ワンストップ相談支援センター 京都SARAについて」(京都SARAセンター長)

・ グループ討議「性犯罪被害の想定事例」及びPTSDの解説(京都府犯罪被害者支援コーディネーター)              

                                                                                  

 京都SARAセンター長 宇治会場

  ★京都SARAセンター長の講演(2月22日)     ★グループ討議意見発表(2月18日)

 講演では、京都SARAセンター長が、府内の性犯罪被害の現状や被害者の心情に触れた上で、開設の経緯や概要、活動状況、市町村との連携、今後の展望などについて分かり易くお話しされ、参加者から「ワンストップで対応することで被害者の負担を軽減できる」「連携していきたい」との感想が寄せられました。グループ討議では、各班とも活発な意見交換の場となり、「他の市町や警察の話がきけ、今後の課題がみえてきて良かった」などの声がきかれました。

お問い合わせ

文化生活部安心・安全まちづくり推進課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4255

anshinmachi@pref.kyoto.lg.jp