中丹広域振興局

更新日:2025年8月26日

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普及計画

1.重点計画
中丹全域を活動エリアにして令和6年~令和8年の3年間、以下の課題解決を図ります。

普及センター重点計画

重点計画名 課題名、内容
農業・農村を支える人づくり

1.新たな農業従事者の確保~やってみよう中丹農業~

 農作業体験や農業者と就農希望者とのマッチング会を行い、また労働力を求める農業経営体に雇用に係る研修会を開催し、移住者等農業者以外の多様な人材を農作業体験等により農業への参画につなげます。

 食育活動支援を継続し、取組の拡大や中学生の農業体験により将来の担い手確保につなげます。

 農業者と福祉事業所による農福連携について、新たに取り組む福祉事業所の掘り起こしを行い、取組の波及により農業労働力の確保につなげます。

需要に応えるものづくり

1.需要と環境に配慮した水田農業への支援

 水稲品種「京式部」や「祝2号」、「京の輝き」の収量・品質確保に向けた栽培技術習得を支援します。

 目標収量に達していない小豆について、栽培技術の励行による収量・品質の確保を支援します。

 資材価格の高騰に対応する化学肥料低減技術として、緑肥による水稲栽培について収量・品質の確保を支援します。

2.未来に繋ぐ京野菜産地

 万願寺甘とう栽培において、高単収生産者の栽培環境を数値化した情報を共有し、また天敵利用等の有効な病害虫対策や高温にも対応できる栽培技術の実証により、産地全体の出荷量増加につなげる支援を行います。

 えびいも栽培において、ほ場選択チェックシートの作成や展示ほの設置、技術情報の発行や講習会の開催により、栽培技術の習得による収量の増加や高品質化を支援します。

 紫ずきん栽培において、収量や選別等出荷調製の機械化体系のモデル創出により、産地出荷量の増加を支援します。

活力ある持続可能な地域づくり

1.話し合いと実践による持続可能な地域づくり

 営農組織に対する、小豆等の土地利用型作物の栽培技術指導による収益の向上を図り、組織としての農作業安全対策の実践に向けた状況把握や啓発を行います。

 営農組織への働き手確保や役員育成に係る取組事例の紹介や、地域住民、移住者等を対象とする農作業体験の開催により、後継者や多様な働き手の確保に繋げます。

 「地域計画」の作成支援と併行して、集落や地域組織等による将来の農地の在り方について話し合いを促し、また獣害対策について担い手と集落で効率的作業分担に向けた話し合いへの誘導により、新たな農地管理手法の協議・実践につなげます。

食と農の安心・安全づくり (上記の課題の中で、水稲新品種やブランド京野菜栽培における安心・安全な生産・供給に向けて、スマート農業機器や環境にやさしい栽培技術の導入による収量・品質の確保を支援し、また集落での効率的な獣害対策や農作業安全を働きかけます。)

2.個別計画
重点計画以外の重要な課題の解決を図ります。

3.調査研究活動計画
担当する地域・専門分野において、技術的観点からの実証、調査、分析等が必要と判断される課題です。普及指導員全員で行います。

4.タスクチーム活動計画
試験研究機関の研究員と普及指導員で構成されるタスクチームで現場の課題解決を図るための活動です。

 

お問い合わせ

中丹広域振興局農林商工部 中丹東農業改良普及センター

綾部市川糸町丁畠10-2

ファックス:0773-42-0191

chushin-no-higashi-nokai@pref.kyoto.lg.jp