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液体は、酸性・中性・アルカリ性といった性質に分けられます。酸性物質の中には、味はすっぱくて、強い酸性のものになると触れるとヒリヒリし、金属や私たちの体も溶かしてしまうものがあります。アルカリ性物質の中には、味はにがくて、強いアルカリ性のものになるとぬるぬるしていて、ある種の金属を溶かします。また、中性物質の中には、酸性とアルカリ性の中間の性質で純すいな水等がこれにあたります。
今回実験で使用するムラサキキャベツの汁は、酸性・中性・アルカリ性の液体と反応して、赤・紫・桃・青・緑・黄色などに変わる性質があります。この性質を利用すれば、酸性・中性・アルカリ性をしらべる薬品(指示薬といいます)として利用できます。
お絵かきの実験では、この色の変化を利用したもので、レモン汁(弱い酸性)でムラサキキャベツで染めた紙に描くと赤色になります。また、重そう水(ふくらし粉を水で溶かしたもので弱いアルカリ性)で描くと緑色っぽくなります。
(1)~(3) までは液体の性質を調べる実験と同じ作業
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