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トピックス
2025年11月6日
急性呼吸器感染症(ARI)について
京都府でインフルエンザの注意報が発令されています
2025年10月24日
ARI定点、小児科・基幹定点の病原体検出情報を掲載しました
2025年8月21日
COVID-19の報告が増加!新学期の感染拡大に注意!
2025年8月19日
京都府のすべての地域で伝染性紅斑(リンゴ病)が警報レベルです!(2025年8月)
過去の記事はこちら
新着情報
2025年44週のデータを掲載しました。
2025年8月18日
届出を忘れていませんか?【感染症法に基づく医師の届出ハンドブック】(2025年8月)
過去のお知らせはこちら
最新の府内の発生状況(2022年第○週)
全数把握疾患
定点把握疾患
今週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎地図(京都府版)
top202544(CSV:3KB)
コメント
2025年第44週の報告です。
インフルエンザが急増しています。インフルエンザの京都府全体の定点当り報告数は12.73件となり、注意報レベルになりました。保健所別では、乙訓・南丹・丹後でそれぞれ定点当たり20件以上、中丹東で定点当たり15.67件の報告があり、注意報レベルになっています。
伝染性紅斑は中丹東で警報レベルが継続しています。咽頭結膜熱は山城北で警報レベルになりました。水痘は乙訓で注意報レベルです。
全数把握対象疾患は、結核が12件、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)・日本紅斑熱・レジオネラ症・水痘(入院例)・梅毒がそれぞれ1件、百日咳が8件報告されました。
上述のとおり、インフルエンザ報告数が早くも注意報レベルに達しました。昨シーズン(2023/24)は、第50週(12月9日~15日)で注意報レベルに達していたので、今シーズンはそれより1か月早いペースで流行が拡大しています。インフルエンザのワクチン接種を予定している場合は、なるべく早い時期の接種を推奨します。特に定期接種の対象となっている65歳以上などの方は、重症化しやすいことから、速やかな接種をお願いします。
なお、2歳以上19歳未満の方には、経鼻弱毒生ワクチンの接種が認可されています。このワクチンは、弱毒化したウイルスを鼻粘膜に噴霧することで免疫を誘導するものです。針を使用しないため、接種時の苦痛を軽減できる点が特徴です。ただし、持病のある場合など、一部の方には従来の不活化ワクチン(注射)が推奨される場合がありますので、かかりつけ小児科等にご相談ください。
また、いわゆる風邪様症状(咳、鼻みず・鼻づまり、のどの痛み等)を呈する感染症の総称である急性呼吸器感染症(ARI)の報告数もかなり増加しています。流水・石鹸による手洗いやアルコールなどによる手指の消毒、マスクの着用などによる咳エチケットを心がけてください。室内は適度な湿度(50~60%)を保ちつつ、こまめに換気もしましょう。体調不良を自覚した場合は、なるべく人混みへの外出は避け、登校・出勤も可能な範囲で控えましょう。
〇京都府の報道発表資料:https://www.pref.kyoto.jp/kentai/news/documents/influ251106.pdf
〇経鼻弱毒生インフルエンザワクチン(患者向医薬品ガイド):https://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/430574_631370AR1026_1_00G.pdf
感染症発生動向
定点把握(週報)
定点把握(月報)
全数把握
コメント
2025年第44週の報告です。
インフルエンザが急増しています。インフルエンザの京都府全体の定点当り報告数は12.73件となり、注意報レベルになりました。保健所別では、乙訓・南丹・丹後でそれぞれ定点当たり20件以上、中丹東で定点当たり15.67件の報告があり、注意報レベルになっています。
伝染性紅斑は中丹東で警報レベルが継続しています。咽頭結膜熱は山城北で警報レベルになりました。水痘は乙訓で注意報レベルです。
全数把握対象疾患は、結核が12件、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)・日本紅斑熱・レジオネラ症・水痘(入院例)・梅毒がそれぞれ1件、百日咳が8件報告されました。
上述のとおり、インフルエンザ報告数が早くも注意報レベルに達しました。昨シーズン(2023/24)は、第50週(12月9日~15日)で注意報レベルに達していたので、今シーズンはそれより1か月早いペースで流行が拡大しています。インフルエンザのワクチン接種を予定している場合は、なるべく早い時期の接種を推奨します。特に定期接種の対象となっている65歳以上などの方は、重症化しやすいことから、速やかな接種をお願いします。
なお、2歳以上19歳未満の方には、経鼻弱毒生ワクチンの接種が認可されています。このワクチンは、弱毒化したウイルスを鼻粘膜に噴霧することで免疫を誘導するものです。針を使用しないため、接種時の苦痛を軽減できる点が特徴です。ただし、持病のある場合など、一部の方には従来の不活化ワクチン(注射)が推奨される場合がありますので、かかりつけ小児科等にご相談ください。
また、いわゆる風邪様症状(咳、鼻みず・鼻づまり、のどの痛み等)を呈する感染症の総称である急性呼吸器感染症(ARI)の報告数もかなり増加しています。流水・石鹸による手洗いやアルコールなどによる手指の消毒、マスクの着用などによる咳エチケットを心がけてください。室内は適度な湿度(50~60%)を保ちつつ、こまめに換気もしましょう。体調不良を自覚した場合は、なるべく人混みへの外出は避け、登校・出勤も可能な範囲で控えましょう。
〇京都府の報道発表資料:https://www.pref.kyoto.jp/kentai/news/documents/influ251106.pdf
〇経鼻弱毒生インフルエンザワクチン(患者向医薬品ガイド):https://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/430574_631370AR1026_1_00G.pdf