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最新の府内の発生状況(2022年第○週)

今週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎地図(京都府版)

丹後 中丹東 中丹西 南丹 京都市 乙訓 山城北 山城南
  • 発生なし
  • 発生
  • 注意報
  • 警報

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2025年第36週の報告です。

全国、京都府全体での伝染性紅斑の警報レベルは今週も継続中です。保健所別では乙訓での定点当り報告数が2.67件に増え、南丹を除いた全ての地域が警報レベルとなっています。南丹では水痘が今週も警報レベルです。

全数報告対象の疾患は、結核が5件、腸管出血性大腸菌感染症が2件、レジオネラ症ウイルス性肝炎侵襲性インフルエンザ菌感染症水痘(入院例)梅毒がそれぞれ1件、百日咳が12件報告されました。

京都府のインフルエンザの定点当たり報告数が1.19に達し、流行開始の目安である1.00を超えました。全国に先駆けて流行期に入ったと考えられます。地域別報告数では、京都市が2.00に達しましたが、他の地域は1.00を超えておらず、現在のところ京都府全域の流行状態とは言えません。ただ、第34・35週時点(8月18日~31日)で1.00を超える地域が散見されており、今後の感染動向に注意が必要です。

インフルエンザは飛沫・接触感染で伝播します。飛沫感染対策として咳症状があるときにマスクを着用するなどの咳エチケット、接触感染対策として手洗いやアルコール等による手指消毒をそれぞれ心がけてください。また、残暑が厳しい中ではありますが、可能な範囲で換気をしつつ、室内を適度な湿度(50~60%)に保つようにしてください。今シーズンのワクチン接種については、医療機関に相談しつつ早めの接種もご検討ください。

府内のインフルエンザ流行状況等については以下もご参照ください。

インフルエンザに注意!<京都府が流行期に入りました!>/京都府感染症情報センター