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トピックス
2025年10月16日
急性呼吸器感染症(ARI)について
2025年10月3日
ARI定点、小児科・基幹定点の病原体検出情報を掲載しました
2025年9月12日
インフルエンザに注意!<京都府が流行期に入りました!>
2025年8月21日
COVID-19の報告が増加!新学期の感染拡大に注意!
2025年8月19日
京都府のすべての地域で伝染性紅斑(リンゴ病)が警報レベルです!(2025年8月)
過去の記事はこちら
新着情報
2025年41週のデータを掲載しました。
2025年8月18日
届出を忘れていませんか?【感染症法に基づく医師の届出ハンドブック】(2025年8月)
過去のお知らせはこちら
最新の府内の発生状況(2022年第○週)
全数把握疾患
定点把握疾患
今週のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎地図(京都府版)
top202541(CSV:3KB)
コメント
2025年第41週の報告です。
伝染性紅斑は今週も流行発生の警報レベルが続いています。京都府内でも中丹西・中丹東の警報レベルが継続中です。咽頭結膜熱は山城北で引き続き警報レベル、中丹東では定点当りの報告数が第40週の0.50件から4.50件に報告が増え、同じく警報レベルとなりました。ほかにも、山城北と中丹東では水痘が注意報レベルです。
全数把握疾患は、結核が7件、日本紅斑熱・レジオネラ症と麻しんがそれぞれ1件、梅毒が2件、百日咳が10件報告されました。
今年は水痘が全国的に流行し、第24週(6月9日~15日)時点の累積報告数は過去5年で最多でした。その後、8月頃から報告数の増加は落ち着きましたが、上記のとおり京都府内では注意報レベルの地域がでてきており、再び報告数の増加が確認されました。また、京都府内の水痘による入院例も多くみられ、第41週(10月6日~12日)時点で既に12件であり、2018年以降の集計で最多の13件/年(2019年)に迫る勢いです。
水痘(水ぼうそう)は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)による急性感染症であり、感染力が強く空気・飛沫・接触いずれの様式でも伝播します。潜伏期間は約2週間で、発熱や発疹が主な症状です。多くは軽症ですが、成人や妊婦が初めて感染すると重症化することがあります。また、妊娠早期の感染は胎児死亡や先天性水痘症候群のリスクとなります。治療は重症度に合わせて抗ウイルス薬が用いられます。水痘はワクチンで予防可能であり、1回の接種で重症化をほぼ防ぎ、2回の接種で高い発症予防効果が得られます。水痘ワクチンは定期接種の対象であり、生後12か月~36か月の間に2回受けることが推奨されています。対象のお子さんがいる方は接種をご検討ください。
感染症発生動向
定点把握(週報)
定点把握(月報)
全数把握
コメント
2025年第41週の報告です。
伝染性紅斑は今週も流行発生の警報レベルが続いています。京都府内でも中丹西・中丹東の警報レベルが継続中です。咽頭結膜熱は山城北で引き続き警報レベル、中丹東では定点当りの報告数が第40週の0.50件から4.50件に報告が増え、同じく警報レベルとなりました。ほかにも、山城北と中丹東では水痘が注意報レベルです。
全数把握疾患は、結核が7件、日本紅斑熱・レジオネラ症と麻しんがそれぞれ1件、梅毒が2件、百日咳が10件報告されました。
今年は水痘が全国的に流行し、第24週(6月9日~15日)時点の累積報告数は過去5年で最多でした。その後、8月頃から報告数の増加は落ち着きましたが、上記のとおり京都府内では注意報レベルの地域がでてきており、再び報告数の増加が確認されました。また、京都府内の水痘による入院例も多くみられ、第41週(10月6日~12日)時点で既に12件であり、2018年以降の集計で最多の13件/年(2019年)に迫る勢いです。
水痘(水ぼうそう)は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)による急性感染症であり、感染力が強く空気・飛沫・接触いずれの様式でも伝播します。潜伏期間は約2週間で、発熱や発疹が主な症状です。多くは軽症ですが、成人や妊婦が初めて感染すると重症化することがあります。また、妊娠早期の感染は胎児死亡や先天性水痘症候群のリスクとなります。治療は重症度に合わせて抗ウイルス薬が用いられます。水痘はワクチンで予防可能であり、1回の接種で重症化をほぼ防ぎ、2回の接種で高い発症予防効果が得られます。水痘ワクチンは定期接種の対象であり、生後12か月~36か月の間に2回受けることが推奨されています。対象のお子さんがいる方は接種をご検討ください。