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令和4年度京都市域地域医療構想調整会議(令和4年7月7日開催)の審議概要

開催日時

令和4年7月7日(木曜日)
16時30分~18時00分

開催方法

webにて開催

出席委員

出席者名簿のとおり

議事の概要

審議事項

京都府地域包括ケア構想について

  • 資料1~3により、事務局から説明
  • 宇多野病院から資料3の補足説明

<資料1~2にかかる主な発言>

  • 高度急性期機能を報告する具体的な定義を示してほしい。
  • 地域包括ケア病棟入院料を算定している病院は急性期機能として報告すればよいのか。
  • コロナ禍において、回復期機能が不足している印象はなかったが、地域医療構想の実現に向け、病床機能報告にかかる定量的な基準(京都方式)で地域急性期と分類できる病床は回復期機能と報告いただきたい。

<回答>

  • 病床機能報告にかかる定量的な基準(京都方式)に基づき、高度急性期は成人の場合はICU・HCU・SCU・HCU、小児・周産期の場合はPICU、小児入院医療管理料1、MFICU、NICU、GCUが分類される。
  • 地域包括ケア病棟入院料を算定されている病院については、病床機能報告にかかる定量的な基準(京都方式)に基づき、重度急性期と地域急性期を分類いただき、重度急性期に該当した場合は急性期機能、地域急性期に該当した場合は回復期機能と報告いただきたい。

<資料3にかかる主な発言>

  • 宇多野病院が神経難病等の一般病院では担えない医療の役割を果たしていただいているのは大いに理解できる。
  • 宇多野病院が地域医療において果たしていただいている役割は理解しており、今後もその役割を果たしていただきたい。本議論をもって宇多野病院の再検証は終了したと結論づけてよいのではないか。
  • 新型コロナウイルス感染症対応も積極的に取り組んでいただいるところであり、その点も評価できる。

報告事項

(1)外来機能報告制度の創設と紹介受診重点医療機関の公表

(2)医師の働き方改革について

(3)令和4年度補助事業

  • 資料4~6により、事務局から説明

<主な発言>

  • 外来機能報告制度に基づく紹介受診重点医療機関の選定について、地域医療支援病院に準じる選定基準となっており、患者が混乱すると思われる。
  • 紹介受診重点医療機関の制度策定の経過や医療機関にとって何のメリットがあるのかが不明確であり、選定にかかる議論の際、医療機関が意向を示すための判断の根拠になり得ないのではないか。
  • 紹介受診重点医療機関の選定や公表の趣旨は、患者の大病院志向を改め、待ち時間の短縮化や勤務医の負担軽減とのことだが、患者のフリーアクセスの阻害につながるのではないか。
  • 医療機関の機能分化や連携が必要であることは地域医療構想を進める上で理解できるが、一方でかかりつけ医機能の連携・強化が必要である。

<回答>

  • 外来機能報告制度や紹介受診重点医療機関の公表は、国の制度として始まったことであるため、府民の方々にご理解いただけるよう丁寧な説明を努めてまいりたい。

配付資料

お問い合わせ

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