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丹後の海の生き物(エチゼンクラゲ)

エチゼンクラゲ

  近年、マスメディア等でその巨大な姿が伝えられているエチゼンクラゲは、平成17、18年と2年続けて丹後の海に大量に現れました。エチゼンクラゲの生まれ故郷は、丹後から遠く離れた東シナ海です。対馬海峡から日本海に入った後、対馬暖流にのって北上しながら動物プランクトンを食べて成長を続けます。丹後の海に現れたのは、主に傘の直径50センチ~1メートル、体重10~60キロという大きさでしたが、中には、傘の直径1.5メートル、体重200キロという大きな個体も見られました。 
  こんな巨大な生き物が、平成18年9月から12月にかけて、多い時には毎日数千個体も定置網に入り、漁業者を困らせたのです。
  このクラゲは、海面近くをゆったりと泳ぐイメージからは想像できないような行動をとることがあります。棒で突くなどの刺激を与えると、見ている間に数10メートルも潜って逃げていきますし、船やブイなどの障害物を上手によけて泳いだりもします。また、餌を求めてか、水深150メートル程度まで潜ることもあるようです。

京都府立海洋センター主任研究員 上野陽一郎

(平成19年3月14日、京都新聞掲載)

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ファックス:0772-25-1532

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