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丹後の海の生き物(ヒイラギ)

ヒイラギ

  柊(ひいらぎ)の葉のように体が扁平で鰭(ひれ)に鋭い棘を持つことからこの名前が付いたと言われています。多くの呼び名を持ち、丹後地方ではシノハやギチ、他県ではニロギなどとも呼ばれています。
内湾や河口の砂泥域に生息しているため、夏場を中心に、ごく沿岸で比較的簡単に釣ることができます。どちらかと言えばキスやハゼ釣りの外道として扱われることの方が多いようです。釣り上げられると、ギッギッ、グーグーと愛嬌のある声で鳴きます。
  口は一見おちょぼ口に見えますが、砂の中にいるエサを捕食するときには驚くほど大きく前方に張り出し、吸い込むようにして捕まえます。また、体の中に発光バクテリアが住んでいるため、腹部が青白く光るといった特徴も持っています。
  鱗はありませんが、体は粘液で保護されているため、触るとぬるぬるしています。調理する際はこの粘液をきれいに洗い流し、煮付けや空揚げなどにすると美味しくいただけます。干し物にしても良く、小型のものであれば、姿干しにしてまるごと食べられます。

京都府立海洋センター技師 白藤徳夫
(平成19年8月29日、京都新聞掲載)

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ファックス:0772-25-1532

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