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丹後の海の生き物(ヒラメ)

ヒラメ

  ヒラメは、平べったい体形をしていることから、カレイ類とともに異体類と呼ばれています。表と裏がハッキリしていて、両目が表側にあります。
  この目で餌となる魚を探し、見つけると海底の砂の中に潜んでいたヒラメは一気に飛び上がり捕獲します。そのジャンプ力は10メートル以上もあるといわれています。
  海の中ではヒラメは生きた魚しか食べません。したがって、ヒラメ釣りには小アジなど生きた餌が用いられてきました。しかし、近年のルアーフィッシングブームもあり、若者を中心に、ジギングと呼ばれる疑似餌を用いた釣りも盛んになってきました。
  ヒラメの旬は1~3月で、刺し身の中でもひれ付近は「えんがわ」と呼ばれ、格別の味わいがあります。

京都府立海洋センター主任研究員 濱中雄一
(平成16年12月1日、京都新聞掲載)