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丹後の海の生き物(ホトトギスガイ)

  ホトトギスガイは、内湾や河口域の砂泥底に生息している二枚貝です。貝殻の模様が鳥のホトトギスの腹の縞模様に似ていることが名前の由来になっているようです。この貝は、足糸と呼ばれる物質を分泌し、自分の周りの砂粒を付着させて、まるで布団のような「巣」(足糸袋)を作り、その中に住んでいます。
  ホトトギスガイは、トリガイなどの二枚貝を育成している漁業者を困らせる厄介者です。育成コンテナやカゴの中にプランクトンの状態で侵入し、夏場なら1ヶ月程度で殻長1~2cmになります。ホトトギスガイが多いと、足糸袋同士が絡まり合って底をびっしりと覆い、育成しているトリガイ等に被害を及ぼします。さらに、海底をマット状に覆ってしまうと、天然アサリなどに壊滅的な打撃を与えることもあります。(左は砂を付着させた足糸袋の中にいる状態。右は足糸袋をめくって、中のホトトギスガイを出した状態。)                        

(平成23年8月31日 久田哲二)

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