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丹後の海の生き物(キタクシノハクモヒトデ)

キタクシノハクモヒトデ

  中央の丸い盤に細長い5本の腕が特徴的なクモヒトデ類は、浅い海から深い海まで多くの種類がいます。水深200メートルよりも深い海に棲むキタクシノハクモヒトデは、腕の端から端までの長さが20センチほどになります。普段は海底でじっとしていますが、サバなどの餌を置いておくと、5本の腕を器用に動かし近づいてきます。近くを泳ぐ小魚を素早く腕で捕まえる姿も観察されています。
  本種はズワイガニやアカガレイなどの重要な餌となり、海底の掃除役も担っています。底曳網に大量に入ることもあり、網が破れたり、網が揚がらなくなるなど、漁業者の皆さんにはやっかいものといえます。海洋センターではヒトデが大量に入らない網を開発し、漁業被害の防止に努めています。


京都府立海洋センター主任研究員 山﨑 淳
(京都新聞掲載)

お問い合わせ

農林水産部海洋センター

宮津市字小田宿野1029ー3

ファックス:0772-25-1532

ngc-kaiyo@pref.kyoto.lg.jp

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