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丹後の海の生き物(カイワリ)

カイワリ

  丹後の海では、主に定置網で漁獲されるアジ科カイワリ属の魚です。学名は標準和名のカイワリから取ってKaiwarinus equula(カイワリヌス エクーラ)といいます。
体は平たく、黄色がかった銀白色をしています。最大40cmほどに成長するとされていますが、丹後の海では20cmまでの個体が多くを占めます。日本海ではあまり北の方には分布せず、能登半島より西に多いようです。
  カイワリは、マアジのように大量に漁獲されることがないため市場ではマイナーですが、かなり美味で高級魚とされています。刺身や塩焼き、煮付けなどで賞味されます。身離れが良く食べやすい魚ですので、小骨が苦手な方でも大丈夫。一般に大きい方が美味しいとされていますので、選んで買うとよいでしょう。
  形がよく似た魚に南方系のナンヨウカイワリがあり、たまに市場に水揚げされます。こちらはカイワリよりやや体高が低く、背中が緑色っぽくて黄色の小斑点があります。この魚もまた美味です。

京都府立海洋センター主任研究員 上野陽一郎
 (平成19年12月19日、京都新聞掲載)

お問い合わせ

農林水産部海洋センター

宮津市字小田宿野1029ー3

ファックス:0772-25-1532

ngc-kaiyo@pref.kyoto.lg.jp

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