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丹後の海の生き物(コウイカ)

コウイカ

  コウイカの仲間は体の中に堅い石灰質の甲を持っています。甲は「いかぶね」と呼ばれ、白く船の形をしています。波打ち際にぷかぷか浮いていたり、砂浜に打ち上がっていたりするのを見かけます。学術的には貝殻で、イカと貝が類縁であることを示しています。
  コウイカは早春から初夏にかけて何度も産卵します。雌雄のペアでいることが多く、雄が雌に求愛して交接します。その後雌は海底の海藻や沈木の枝などに一粒ずつ卵を産み付けます。そして、外敵から守るために、砂を吹きかけて卵の表面を覆います。夫婦仲良く、生まれてくる子供を思いやる、なかなか愛情深いイカですね。
  丹後では春になると、籠の中に柴を入れて、産卵に来たコウイカを捕るイカ籠漁が始まります。

京都府立海洋センター主任研究員 和田洋藏
(京都新聞掲載)

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ファックス:0772-25-1532

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