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丹後の海の生き物(マナガツオ)

マナガツオ

  ひしゃげたような姿形をした愛嬌のある写真の魚は、マナガツオといいます。カツオの仲間ではなく、丹後でヨヨシやシズと呼ばれているイボダイと同じ仲間です。カツオと同様においしいことや、カツオの漁期に獲れることにちなんで名付けられたようです。
  主に温熱帯の外洋で生活していますが、初夏には内湾域に移動して産卵するようです。対馬暖流に乗って丹後の海にやって来ることもあり、魚市場で時々お目にかかります。
この魚は口だけではなく、のどと胃の間の食道にも歯を持つ変り種で、これらの歯を使って好物のクラゲやサルパなどの軟らかい餌を細かく砕いて、胃に流し込むと考えられています。
  関西の料亭で重宝されているように、知る人ぞ知る高級食材です。脂質に富んだ上品な味わいの白身は、刺し身のほか、味噌漬け、照り焼きなどで賞味されます。

京都府立海洋センター主任 熊木 豊
 (平成20年1月9日、京都新聞掲載)

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ファックス:0772-25-1532

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