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丹後の海の生き物(マルアジ)

マルアジとマアジの比較

  丹後の海で普通に見られるムロアジ属の魚で、主に定置網で漁獲されます。春~初夏に東シナ海などで生まれた稚魚は、対馬暖流にのって成長しながら日本海を進み、丹後の海にやってきます。大きさは1年魚で15~20cm、2年魚で20~25cmです。
  マルアジは背中の色が青っぽく見えることから、丹後では「青あじ」と呼ばれています。マアジとよく似ているので混同されることがあります。見分け方のポイントは、【背中の色】マアジは茶色っぽい、【体型】マルアジはマアジより体高が低く体の断面が丸い、【ひれ】マルアジには一対の小離鰭(しょうりき:背びれと尻びれの後ろにある小さいひれ)が有り、マアジには無い、等の違いです。定置網では、同じサイズのマアジとマルアジが混じって漁獲されることがありますが、浜の女性達は両者を瞬時に見分け、驚異的なスピードで正確に選別していきます。
  脂の乗ったマルアジはなかなか美味で、刺身、塩焼き、干物などに向きます。

京都府立海洋センター主任研究員 上野陽一郎
 (平成19年12月5日、京都新聞掲載)

 

 

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