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丹後の海の生き物(ミンククジラ)

ミンククジラ

  コイワシクジラとも呼ばれるミンククジラは、オキアミやイワシなどの小さな餌を大量の海水ごと丸呑みして濾しとるためのひげを持った、いわゆるヒゲクジラの仲間です。
新生児で全長2~3m、成長すると全長8m前後になります。ヒトからみれば十分巨大ですが、大半の種で全長10m以上になるヒゲクジラにあっては小型です。シロナガスクジラに至っては、新生児ですでにミンククジラのおとな並みの全長約7mもあり、最大で全長33m、150t超の記録があります。
  一方で、生息数はヒゲクジラの中で最も多く、その生活圏は赤道海域を除く世界中の広い海域に及び、日本海にも分布しています。 
  沖合を単独あるいは数頭で行動していることが多いようですが、稀に丹後の定置網に迷い込むことがあるように、沿岸海域にも現れます。運がよければ、噴気を上げて豪快にジャンプする雄姿を丹後の海で目撃できるかもしれません。

京都府立海洋センター主任 熊木 豊
 (平成19年12月12日、京都新聞掲載)

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農林水産部海洋センター

宮津市字小田宿野1029ー3

ファックス:0772-25-1532

ngc-kaiyo@pref.kyoto.lg.jp

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