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丹後の海の生き物(サケガシラ)

サケガシラ


  タチウオのような銀白色の細長い姿形をした写真の魚は、サケガシラという深海魚です。
  沖合の水深数百メートルの海に生息するといわれていますが、詳しい生態は今のところ謎で、時々沿岸の定置網に入ることもあります。聞くところによると、この魚はまずくて食用には向かないので、魚市場に出荷され魚屋の店頭に並ぶことはありません。
  ところで、深海魚は高い水圧に押しつぶされないよう水分で体の細胞を満たすとともに、浮き袋を持たないか、持っていても、その内部を水圧でつぶされやすい気体ではなく脂肪で満たしています。ちなみに、サケガシラは浮き袋を持っていません。そのままでは沈んでしまうので、体を斜めにして背びれを動かし、立ち泳ぎをしていると考えられています。 

京都府立海洋センター主任  熊木 豊
(平成20年11月7日、京都新聞掲載)

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ファックス:0772-25-1532

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