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丹後の海の生き物(サクラマス)

サクラマス

  桜の咲くころ海から川に上ってくることからこの名前がつきました。姿や大きさが全く異なりますが、渓流の女王ヤマメと同じ魚です。ヤマメは北国では1年間の河川生活後、ほとんどの個体が海に下りますが、南に行くほど雌の一部だけが海に下るようになります。北の海を1年間回遊して重さ1~3キロに育ち、3~5月に産卵のためサクラマスとなり帰ってきます。
  京丹後市の竹野川上流部に鱒留という地名があります。その昔多くのサクラマスが上ってきていたのかも知れません。しかし現在では、府北部山奥のヤマメの生息数は僅かですので、大海原へ旅立つ若魚はほとんどいないでしょう。したがって、丹後の海で1~5月に定置網で時折獲られるサクラマスは、北国からの迷子と思われます。

京都府立海洋センター主任研究員 藤原正夢
(京都新聞掲載)

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