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丹後の海の生き物(シロガヤ)

シロガヤ

 

岩場から伸びた茶色く細い幹に白い鳥の羽状の枝が付いているような形で、高さは10cm程度になります。形から海藻のように見えますが、その正体はクラゲやイソギンチャクと同じ刺胞動物に属する動物です。
  美しく繊細な外見に反して、図鑑では危険な生物として紹介されています。羽の部分に皮膚が触れると、刺胞体の毒でかぶれたように腫れて、ひどい痒みを引き起こします。私も潜水調査の時に被害に遭いました。普段はゴム手袋を着けて潜水しますが、その時は小さな貝などを採集するために素手でした。採集に夢中になるあまり、そばのシロガヤに触ってしまったようで、痛いと思った時には時既に遅く、その後一週間ほど痒みに悩まされました。美しいものには毒があるという教訓です。他に黒色のクロガヤもいますが、シロガヤに比べると毒は弱いようです。
  シロガヤは丹後の海ではどこでも見られますので、うっかり触らないように注意してください。

京都府立海洋センター技師 西垣 友和
 (平成19年11月7日、京都新聞掲載)

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ファックス:0772-25-1532

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