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丹後の海の生き物(ツメタガイ)

ツメタガイ

ツメタガイの卵塊、砂茶碗

 

  アサリの大敵、ツメタガイとその卵塊です。宮津の貝掘りの漁師さんにお願いしてアサリと一緒に獲れたものを届けてもらいました。
  ツメタガイはご覧のように、ちょっと見に気持ち悪いくらい大きな足を拡げて(殻の大きさの3倍ほどにもなりました)、砂地を這います。水深10メートルまでの砂泥地に、昼間は潜んでいる肉食性の巻き貝で、殻の直径が7センチくらいまでなります。アサリを見つけると、拡げた足で貝を包み、酸液を出して殻を溶かしながら、ヤスリのような舌で直径1ミリほどの穴を開けて中身を食べてしまいます。
  卵塊はその形から砂茶碗と呼ばれており、これからの季節、浅い海底に砂と数万個の卵を固めて、茶椀を伏せたような形に作りますので見つけやすいと思います。増えて欲しくない貝ですね。
 
京都府立海洋センター海洋調査部長 中路 実
 (平成20年4月23日、京都新聞掲載)

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ファックス:0772-25-1532

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