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はじめに

  京都府における底曳網漁業では、漁業経営の上で最も重要なズワイガニの資源管理のために、カニ漁期外における操業禁止区域の設定が漁業者の方々の自主的な取組みとして行われています(詳細は季報第76号で紹介しました)。これは、アカガレイ漁でみられるズワイガニの大量の混獲(同季報第50号)を回避しようとするものです。しかし、操業禁止区域外であっても、年によっては小型のズワイガニが大量に混獲されることも少なくありません。この場合、さらに禁止区域を広くすれば良いわけですが、そうなると操業する場所がなくなって、水揚げ量が減少し、経営が成り立たなくなってしまいます。
また、底曳網には海底に生息するヒトデ類が大量に入網します。このことは、曳網中の破網の原因となったり、船上での選別作業をわずらわせたり、さらには漁獲物の鮮度低下を引き起こしたりします。
これらの問題を解決するために、水揚げの対象となるカレイ等の魚類だけを漁獲し、ズワイガニやヒトデ類は入網しても海底で網外に逃がすことができるような網を開発し、実際の操業に導入することが望まれています。
このような漁具の改良は、平成14年度から始まった「日本海西部アカガレイ(ズワイガニ)資源回復計画」の漁獲努力量削減計画のメニューの一つにもなっており、早急な対応が求められています。
 そこで海洋センターでは、底曳網の改良網の開発調査を行いました。本冊子ではその結果について紹介したいと思います。なお、調査に当たっては、京都府機船底曳網漁業連合会の皆様に大変お世話になりましたことを付記します。
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