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平成30年京都府の観光入込客数等について~観光消費額、外国人宿泊客数が過去最高を更新~

平成30年の京都府内における観光入込客数等について、災害等の影響により観光入込客数は前年を下回ったものの、地元市町村と連携した観光振興の取組や受入環境整備の進捗等により、観光消費額および外国人宿泊客数が過去最高を更新しましたので、その概要を下記のとおり報告します。

(1)ポイント

  • 府内観光入込客数は約8505万人となりました。
    →平成29年の入込客数(8687万人)を下回ったものの、過去4番目に高い入込客数を記録。
  • 府内観光消費額は約1兆3701億円となりました。
    →平成29年の観光消費額(1兆1884億円)を上回り6年連続で過去最高を更新
  • 府内外国人宿泊客数は約459万人となりました。
    →平成29年の外国人宿泊客数(361万人)を上回り6年連続で過去最高を更新

 

(2)地域別観光入込客数及び観光消費額

 

地域 観光入込客数(単位:万人) 観光消費額(単位:千万円) 外国人宿泊客数(単位:人)
平成30年 平成29年 前年比(%) 平成30年 平成29年 前年比(%) 平成30年 平成29年 前年比(%)
京都市 5,275 5,362 98.4 130,823 112,679 116.1 4,503,369 3,527,895 127.7
乙訓 220 223 98.7 83 81 102.5 852 1,023 83.3
山城 1,254 1,270 98.7 2,256 2,230 101.2 13,714 13,700 100.1
南丹 787 820 96.0 1,383 1,349 102.5 11,098 12,352 89.8
中丹 382 416 91.8 695 717 96.9 15,752 16,471 95.6
丹後 587 595 98.7 1,774 1,786 99.3 50,077 40,619 123.3
合計 8,505 8,687 97.9 137,014 118,842 115.3 4,594,862 3,612,060 127.2

(注)単位以下四捨五入のため、表中合計額と一致しない。

(参考)観光入込客数及び観光消費額の推移(PDF:108KB)

 

(3)観光入込客数等の推定増減要因

<京都市域>
北米の有力旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー誌」の読者アンケートで、7年連続ベスト10入りするなど京都の魅力に関する認知度の高まり等により、外国人宿泊客数が増加し過去最高を記録。また、外国人宿泊客数の増加とともに外国人観光客の買物観光向上支援をはじめとした受入環境の整備などの取組を進めたことにより、観光消費額も過去最高。観光入込客数は5,275万人となり、6年連続で5,000万人台を維持している。

<乙訓地域>
「竹の径・かぐやの夕べ」や「大物産展+KARA-1グランプリ」などのイベントのほか、2020年大河ドラマの主人公に明智光秀が決定したことによりガラシャ祭への観光入込客数が好調に推移したものの、サントリー京都ビール工場での改修工事により、地域全体として減少(サントリー京都ビール工場:約16.4%減)。観光入込客数は前年比98.4%となった。

<山城地域>
京田辺市におけるJR東海「そうだ、京都行こう。」キャンペーンが奏功したことや、宇治田原町の宗円交遊庵やんたんの新規開設に加え、南山城村の道の駅(約21.1%増)が昨年に引き続き人気を呼んだ一方で、大阪北部地震、7月豪雨、台風20・21号等によるイベントの中止や観光施設の休業等が相次ぎ、地域全体として減少。観光入込客は前年比98.7%の微減となった。

<南丹地域>
グランドオープンした森のステーションかめおかや亀岡祭をはじめとするイベントへの観光入込客数が増加したものの、7月豪雨や台風21号などの影響により亀岡市の保津川下りへの観光入込客数が大幅に減少したほか、国道173号線が通行止めとなったことなどから、地域全体として減少。観光入込客数は前年比95.9%となった。

<中丹地域>
福知山市では2020年大河ドラマの主人公に明智光秀が決定したことにより、広くメディアへ取り上げられたこともあり、観光消費額は前年比120.2%の増加となった一方、7月豪雨や台風などの災害の影響により、地域全体での観光入込客数は前年比91.9%減少(舞鶴港とれとれセンター:約21.9元)

<丹後地域>
7月豪雨や台風などの災害による宿泊のキャンセルなどの影響が大きかったものの、伊根町では、観光交流施設に食事処が新たにオープンしたことなどにより観光入込客が増加した。また、「13府県ふっこう周遊割」や「海の京都 ふっこう周遊パス」を実施したことなどにより、地域全体での観光入込客数は前年比98.7%の微減にとどまった。

 

(4)参考資料

 

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