種子植物種子植物 マメ科
レンリソウ
Lathyrus quinquenervius (Miq.) Litv.
| 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅種 |
| 選定理由 | 近畿唯一の記録であった京都府の個体群は絶滅したと考えられていたが、2002年版レッドデータブック発行直後に再確認された。 |
|---|---|
| 形態 | 草地にはえる多年草。茎は3稜形で、幅1～2mmの2枚の翼がある。5～7月に紫色の蝶形花を開く。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ（平凡社）199、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ（保育社）104 |
| 分布 | 本州、九州、朝鮮半島、中国大陸、シベリア東部、アムール、ウスリー。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域（絶滅）、山城地域。 |
| 生存に対する脅威 | 植生の遷移、造成工事。 |
| 必要な保全対策 | 定期的な除草、造成時に移植するなどの配慮。 |
| 改訂の理由 | 「選定理由」に同じ。 |
| 特記事項 | 草刈りが行なわれなくなると、高茎草が茂って小さい草は日陰になって消えていく。 |
| 関係法令 | 京都府絶滅のおそれのある野生生物の保全に関する条例（指定希少野生生物） |
執筆者 西沢信一、光田重幸
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