昆虫類鞘翅（コウチュウ）目 カミキリムシ科
ブチヒゲハナカミキリ
Stictoleptura variicornis (Dalman, 1817)
| 京都府カテゴリー | 絶滅種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 選定理由 | 府内では南丹市美山町京都大学芦生研究林にて1例の採集記録があるのみ（標本確認）。 |
|---|---|
| 形態 | 原色日本甲虫図鑑（Ⅳ）（保育社 1984）、PL. 5、No. 25、日本産カミキリムシ（東海大学出版会 2007）PL. 16、No. 7-8を参照。体は黒色、上翅は赤色。 |
| 分布 | 北海道、本州の山地に分布。中部山岳の亜高山針葉樹林帯にはまれでない。 ◎府内の記録 美山町京都大学芦生演習林12. ⅶ. 1968. 渡辺弘之採集。この記録は本種の分布の西南限となるものである。 |
| 生態的特性 | 成虫は訪花性があり、夏期にノリウツギなどに訪花する大型種。幼虫の食樹はマツ類。 |
| 生息地の現状 | 芦生研究林にはマツの天然木も少しは残っているので、再記録の可能性がまったくないわけではない。 |
文献 渡辺（1976）、岩田ほか（1993）、大林、新里（編）（2007）
執筆者 水野弘造
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