ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 野生生物種 > 鳥類 > ヒメクロウミツバメ

 レッドデータブック2015に移動する

ヒメクロウミツバメ Oceanodroma monorhis

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 鳥類
目名 ミズナギドリ目
科名 ウミツバメ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類(VU)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 夏鳥として府内に生息して繁殖する。繁殖個体数は極めて少ないが、近年減少はしていない。
形態 全長19cm。翼開長45cm。全身くすんだ黒褐色で白色部はなく、翼の上面には淡色帯がある。翼はやや短く、尾の切れ込みは浅い。
分布 夏鳥として日本近海に渡来し全国の離島で繁殖し、非繁殖期は東南アジアの海域やインド洋で越冬する。舞鶴市沓島で集団営巣している。台風の時などに府内内陸部に落下することがある。
◎府内の分布区域
北部地域の海域。
生態的特性 海面を比較的高く飛ぶ。海の表面に浮上した甲殻類や小さな魚を嘴でつまみ上げて食べる。地面に約0.5mの巣穴を堀ったり岩の隙間を巣場所とする。6月に1卵産卵し、雌雄で40〜50日間抱卵し、8月にふ化する。雛は60〜70日で巣立つ。夜になると営巣地へ戻ってきて雛へ給餌する。
生息地の現状 沓島の急な斜面で集団営巣している。夜間100羽以上の帰島が確認されている(八木昭氏私信)。繁殖地が府内に1ヶ所しかなく、斜面の自然崩落による営巣環境の悪化が心配される。営巣地への立ち入り規制や重油運搬タンカー事故の予防や発生時の対応が必要である。

文献:京都府(1993) 高野(1982) 真木ほか(2000) 日高(監)(1996) 
執筆者:須川 恒・和田 岳
    トップページ > 野生生物種 > 鳥類 > ヒメクロウミツバメ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.