ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > コガタノゲンゴロウ

 レッドデータブック2015に移動する

コガタノゲンゴロウ Cybister tripunctatus orientalis Gschwendtner, 1931

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 ゲンゴロウ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅種
環境省カテゴリー 絶滅危惧I類(CR+EN)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 かつては平地の池沼に普通に見られた水生甲虫であるが、圃場整備等による池沼の消滅、改修、農薬の流入による水質悪化などにより減少し、近年まったく見られなくなった。府内においてもここ数10年まったく記録がなく、絶滅したものと考えられる。
形態 体長24〜29mm。体は長卵型で扁平。背面は緑色あるいは褐色を帯びた黒色で、光沢がある。前胸背と上翅の側縁は黄色。腹面は暗赤褐色。オスの前節の基部3節楕円形に広がり、吸盤状となる。
分布 本州、四国、九州、南西諸島、小笠原諸島。国外では台湾、中国大陸、朝鮮半島。
生態的特性 水生植物の多い池沼、休耕田などに生息する。成虫は夜間灯火にも飛来する。かつては各地の平地に普通に見られたようであるが、近年は南西諸島以外では極めて稀になった。
生息地の現状 1939年の報告によると京都市に普通に見られたとあるが、ここ数10年まったく記録がない。クロゲンゴロウやナミゲンゴロウが今なお生息している場所でも、本種が再発見されないことから、絶滅したものと判断される。

文献:飯田(1939) 森・北山(1993) 
執筆者:芦田 久
    トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > コガタノゲンゴロウ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.