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クロジュウニホシテントウ Plotina versicolor Lewis, 1896

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 テントウムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 分布は広いが、本邦では極めて稀な種である。
形態 原色昆虫大図鑑(II)甲虫篇[北隆館]105 図版No.4:原色日本甲虫図鑑(III)[保育社]40 図版No.7を参照。本種はメツブテントウ族に属し、基本的な上翅斑紋はいずれも似ている。上翅は橙色で黒紋があり、体長2.7mm、体下面、肢、触角、口器は赤褐色。本族他種に比し、細長い。
分布 本州、四国、九州、中国大陸。
◎府内の分布区域
北桑田郡美山町芦生:岩田ほか(1992):京都市左京区鞍馬山(1997.IX.9:1998.V.26 田中勇採集)
生態的特性 不明。鞍馬での採集例は竹林で得られたらしいが、竹林でのファウナは単調なので調べられることが少ない。
生息地の現状 現在までのところ、芦生は京都大学演習林としてよく保全されてきた。鞍馬は植林が著しいが、本種が竹林と関係するものであるなら、竹林は増加傾向にあるので生存する可能性はある。
生存に対する脅威 具体的脅威は不明だが、芦生地区の開発が進めば、一般論として脅威となろう。
必要な保全対策 京都府での生態はまったく不明で、酢酸ベンジルのトラップに入った芦生での1例と、タケをたたいて得られたという鞍馬山での採集例のみが知られる。既知産地についていえば、生態系保全がすべてということになる。

文献:岩田ほか(1992) 
執筆者:高橋 敞
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