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 トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > クロヘリメツブテントウ

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クロヘリメツブテントウ Sticholotis hilleri Weise, 1885

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 テントウムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 クロジュウニホシテントウ同様、メツブテントウ族の希少種。
形態 原色昆虫大図鑑(II)甲虫篇[北隆館]105 図版No.2:原色日本甲虫図鑑(III)[保育社]40 図版No.9を参照。メツブテントウ族のみならず、テントウムシ科全体として見ても一番の美麗種であろう。全体に光沢が強く、体長3.5mm、各上翅に2点刻列があり、橙色地に明瞭な2対の黄班と3対の里色紋がある。
分布 本州。
◎府内の分布区域
北桑田郡美山町京都大学芦生演習林長治谷:今坂・正木(1982)
生態的特性 不明。越冬中の個体の採集例は多いが、活動期の採集例が少なく、具体的生態が判っていない。
生息地の現状 現在までのところ、芦生は京都大学演習林としてよく保全されてきた。
生存に対する脅威 具体的脅威は不明だが、芦生地区の開発が進めば、一般論として脅威となろう。
必要な保全対策 奈良公園では多いが、京都府ではただ1例の採集記録のみが知られる。冬季、ケヤキなどの樹皮下で集団で越冬するというような生態は知られているが、それ以外はほとんど未知。したがって既知産地である芦生の生態系保全がすべてであると考えられる。現在までは芦生地区は保全されてきたが、今後は開発されることが間違いないので、絶滅も間違いない。
その他 日本固有種

文献:今坂・正木(1982) 
執筆者:高橋 敞
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