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 トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > ハネビロエゾトンボ

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ハネビロエゾトンボ Somatochlora clavata Oguma, 1913

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 トンボ目
科名 エゾトンボ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類(VU)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 府内での記録はあるが、確実な生息地が不明であるため。
形態 腹長はオスが37〜45mm、メスが41〜50mm、後翅長は39〜45mm。
◎近似種との区別
エゾトンボとは、腹部の第4節以降に黄色斑がないことなどで区別できる。
分布 北海道、本州、四国、九州、佐渡島、対馬。
◎府内の分布区域
南部地域。京都市左京区・宇治市の記録があるのみ。
◎近似種との比較
エゾトンボは府内各地で見られる。
生態的特性 成熟した成虫は、平地や丘陵地の細流を伴う湿地や、落ち葉等が堆積した流れの緩い小さな河川などで見られる。成虫は6〜7月頃に羽化し、8〜9月に成熟する。オスは薄暗い樹林に囲まれた細流の上などをホバリングしながら縄張り飛翔する。
生息地の現状 府内の生息地は不明であるが、生息環境となる細流のある雑木林が開発などにより破壊されている。
生存に対する脅威 開発などに伴う生息地の破壊や消滅は、本種の生息にとって大きな脅威となる。
必要な保全対策 今回の調査では、府内で確実に発生している産地を確認できなかった。しかし、本種の記録はもともと少ないため、府内に生息地が残っている可能性があり、引き続き調査を行う必要がある。
その他 日本固有種

文献:石田ほか(1988) 関西トンボ談話会(1984) 笹川(1980) 杉村ほか(1999) 
執筆者:藤井 恒 
最終更新 2008.3(環境省カテゴリー変更)
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