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 トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > ヒメクロケシツブチョッキリ巨椋池個体群

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ヒメクロケシツブチョッキリ巨椋池個体群 Auletobius puberulus (Faust, 1882)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 オトシブミ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 明治時代に巨椋池産一個体に基づきA. carvus Sharp(ハダカケシツブチョッキリ)として記載されたもので、その後採集されることなく、標記の種の小型個体との判断のもとにシノニムとされている。基準性が高い。
形態 全体黒色の小型のチョッキリで、同属の近似種とは口吻が短いことで区別できる。本個体群は本種の一般的な個体に比べて小型で、体上面に毛がないことで異なる。
分布 記録上は巨椋池の一個体のみ。
生態的特性・保全対策等 ハダカケシツブチョッキリとされる個体は一個体しか知られていないため、ヒメクロケシツブチョッキリとの関係は確定的ではない。すなわち特異な形質をもつ地域個体群であるか、個体群の一部に現れる変異個体であるか、両方の可能性がある。ヒメクロケシツブチョッキリはアキグミを寄主とすることが知られているが、旧巨椋池付近の河川でアキグミが自生する環境は減少しているため、本個体群(あるいは本変異個体を生じる個体群)の存続は危ぶまれる。

文献:Sharp(1889) 京都昆虫研究会(1991) Sawada(1993) 
執筆者:沢田 佳久
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