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ナギサツルギアブ Acrosathe stylata Lyneborg, 1986

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 双翅(ハエ)目
科名 ツルギアブ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 河岸の限定された環境に生息し、極めて局所的で個体数も少ない。開発の脅威を最も受けやすい場所に生息するため、存続が危ぶまれる。
形態 体長7〜10mm内外。体形は細く、後方に向かって狭まる。オスの腹部は銀白色、メスでは灰色に黒色の斑紋を装う。非常によく似た近縁種があり、これとの正確な区別はオス外部生殖器による。
分布 北海道、本州(山形県、兵庫県、京都府)。
◎府内の分布区域
1ヶ所で京都市桂川の河岸(梅津付近)。
生態的特性および生息地の現況 河岸に生息する種で、詳しい生態は不明であるが、幼虫は砂中にあって他の節足動物を捕食すると思われ、成虫は春に見られる。特に水辺のススキやヨシの生い茂る砂地に限って生息し、それより内陸部には生息しない。生息地が1ヶ所のごく狭い範囲で、しかも生息域も極めて限定され、個体数も少ない。
保全対策等 わずかな変化によってもたちまち絶滅する可能性が高く、現状を変更しないこと。付近の河川の改修の際には十分留意する。

文献:永冨・大石(2001) 
執筆者:大石 久志
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