ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン検索 

 トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > グンバイトンボ

 レッドデータブック2015に移動する

グンバイトンボ Platycnemis foliacea sasakii Asahina, 1949

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 トンボ目
科名 モノサシトンボ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 府内では桂川上流、由良川上流で記録がされているが、産地が少ないため。
形態 腹長30〜33mm、後翅長19〜23mm。オスの中・後脚は白い軍配状の特異な形態をしている。
◎近似種との区別
メスはモノサシトンボに似るが、モノサシトンボには複眼の内縁に明るい色の斑紋があるので、区別できる。
分布 本州(宮城県、関東地方以西)、四国、九州に局地的に分布する。
◎府内の分布区域
中部地域・南部地域。由良川水系(美山町)と桂川水系(日吉町・園部町・京都市)の限られた地域に分布する。
生態的特性 丘陵地〜低山地の河川中流域の清流に生息する。伏流水などがあり年中水が枯れないような池も生息地となるが、府内では池に生息する産地は未発見。羽化は6〜7月頃で、成熟した成虫は8月頃まで見られる。産卵は連結しながら植物の水面より下の茎などに行う。
生息地の現状 生息地になっている小さな小川が、コンクリートで固められ生息地が失われつつある。
生存に対する脅威 河川改修に伴う生息地の消滅や環境の変化、水質の汚染などが考えられる。
必要な保全対策 生息地周辺の環境を保全するとともに、生息地の水質などを管理していく必要がある。

文献:石田ほか(1988) 関西トンボ談話会(1984) 笹川(1980) 杉村ほか(1999) 
執筆者:藤井 恒 
最終更新 2008.3(環境省カテゴリー変更)
    トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > グンバイトンボ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.