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モートンイトトンボ Mortonagrion selenion (Ris, 1916)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 トンボ目
科名 イトトンボ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 府内には広く分布するが、産地が局地的で、減少していると考えられるため。
形態 腹長18〜24mm、後翅長12〜17mm。オスは体の前半分が黄緑色で黒斑がある。また成熟しても白い粉で覆われることはない。未熟なメスは全身がオレンジ色だが、成熟すると緑色に変わり、腹部背面に黒条ができる。
◎近似種との区別
ヒヌマイトトンボとは頭部の斑紋の違いなどで区別できる。
分布 北海道(南部)、本州、四国、九州。
◎府内の分布区域
中部地域(日吉町・丹波町)、南部地域(京都市・宇治市・相楽郡)に分布するが、局地的。
◎近似種との比較
ヒヌマイトトンボは久美浜湾の一部だけで見つかっている。
生態的特性 背丈の低い湿性植物が生えた水深の浅い湿地や池沼・水田に限り生息している。成虫は6〜8月に見られる。産卵はオスが単独で行い、水面近くのセリなどの植物の組織内に産卵する。
生息地の現状 里山の開発や土地改良などによって、生息地が失われ、近年見られなくなっている。
生存に対する脅威 開発などによる環境破壊や廃田の草原化。
必要な保全対策 現存する生息地の保全と、継続調査が必要である。

文献:石田ほか(1988) 関西トンボ談話会(1984) 杉村ほか(1999)  
執筆者:藤井 恒 
最終更新 2008.3(環境省カテゴリー変更)
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