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トラフムシヒキ Astochia virgatipes (Coquillett, 1898)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 双翅(ハエ)目
科名 ムシヒキアブ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 主として砂地に生息し、生息域が限定されているため環境指標性が高い。京都府の産地は1ヶ所。
形態 中型の種で、腹部は褐色に黄色の帯を装う。一見シオヤアブに似ている。
分布 サハリン(樺太)、モンゴル、台湾、日本では本州、四国、九州に分布。
◎府内の分布区域
宮津市の由良浜でのみ発見されている。
生態的特性および保全対策等 一般に海浜に生息するが、ときに内陸の広い河川でも見られる。ただし京都府では、河川における分布は見られず、宮津市の由良浜でのみ発見されている。成虫、幼虫とも捕食性である。由良浜では由良川河口付近の、草本が比較的まばらに生える砂地の環境に限って生息する。こうした生態のため、生息環境は防波堤などの構築によって破壊されやすく、生息域はごく限られている。捕食性であるムシヒキアブは高密度で生息しないため、個体数はごく少ない。生息環境のこれ以上の減少は生存の脅威となる。このため海浜における自然な草原的環境の保護が重要である。


執筆者:大石 久志
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