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チノマダラカゲロウ Uracanthella chinoi (Gose,1980)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 蜉蝣(カゲロウ)目
科名 マダラカゲロウ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 要注目種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 チノマダラカゲロウは、生息地においては比較的高い個体数密度で生息しているものの、分布域そのものが極めて局限されているため、注目種に加えた。まず、これまで報告された地理的な分布域は、近畿と中国地方に限定されている。府内では、由良川、桂川、安曇川水系から記録があるものの(竹門, 1990)、アカマダラカゲロウUracanthella punctisetae (Matsumura)の誤同定の可能性もある。これまで、由良川では確実にチノマダラカゲロウの分布が確かめられており、その生息環境の特徴究明は今後の課題である。
概要 茅野(1975)がsp. EEとして報告し、これを御勢(1980e)がEphemerella ( Serratella)chinoiとして記載した種である.その後,石綿(1987)がSerratella属に, 竹門(1990)がUracanthella属に移籍した.近縁のアカマダラカゲロウとは幼虫の大顎の形や成虫の体色と交尾器の形で区別される(御勢,1980e)。由良川で本種の生息する場所は,本流や大きな支流の平地流であり,変哲もない平瀬の礫底から採集され,特別な微生息場所の傾向は見い出されていない.また,生活史の研究も行われていないので,保全策等の検討をする上で情報不足である.

文献:茅野(1975) 御勢(1980e) 石綿(1987) 竹門(1990) 
執筆者:竹門 康弘
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