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レッドデータブック2015に移動する アカエゾゼミ　Tibicen flammatus (Distant, 1892) +　基礎データ　+ 項目の解説..... 分類群 昆虫類 目名 半翅（カメムシ）目 科名 セミ科 +　カテゴリー　+ (各カテゴリーをクリックすると解説を表示します) 京都府カテゴリー 要注目種 環境省カテゴリー なし +　詳細　+ 項目の解説..... 選定理由 生息地が限られ、山地の落葉広葉樹林帯の環境指標種ともなりうる。 形態 大型種で、体長が39〜44mm、前翅端までの全長が59〜67mm。光沢のない黒色の地に、頭部と胸部の背面に鮮やかなオレンジ色の斑紋がある。オスの腹弁はオレンジ色で丸く、その先端は第２腹節を越えない。前翅にはぼやっとした２個の暗色紋があり、その点で同サイズのエゾゼミと区別される。 分布 北海道、本州、四国、九州。 ◎府内の分布区域 大江山と八丁平（京都市）だけから知られる。 生態的特性・現状 各地に広く分布するが、産地は局所的で、しかも出現数の年次変動が大きい。本州以西では、標高600〜1,200mの山地に見られ、７月下旬〜８月中旬に多い。広葉樹林にすみ、木の高所の枝先にとまって、大きなジ――という声で鳴き、頻繁に鳴き移りをする。 執筆者：林　正美

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