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ハラビロミズアブ Clitellaria obtusa (James, 1941)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 双翅(ハエ)目
科名 ミズアブ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 要注目種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 全国的に記録が少なく、京都府では最近の記録がない。丘陵から低山の自然度を示す指標となる。また、特殊な生態をもち学術的にも貴重。
形態 大型で黒色、光沢がある。腹部基部が強くくくれた、特異な形態の種であるので、一見して識別できる。翅はやや黒色に曇る。
分布 本州、四国(いずれの地域でも個体数は少ない)。京都府での産地の詳細は不明。
生態的特性および生息地の現況 幼虫はクロクサアリ・クサアリモドキと共生し、成虫になるのに3〜4年を要するらしい。京都府では極めて古く松村(1916)によって記録されているが、以後再発見はない。寄主であるクロクサアリ等は、主として平地から低山に生息するが、近年減少しているらしく、早急にこの種の個体群の動向を調査する必要がある。また寄主であるアリの生息する森林を保全することが第一である。

文献:松村(1916) 宮谷(2000) 
執筆者:大石 久志
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