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 トップページ > 野生生物種 > コケ植物 > ホンモンジゴケ

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ホンモンジゴケ Scopelophila cataractae (Mitt.)Broth.

+ 基礎データ +

項目の解説.....
大分類 コケ植物
小分類 蘚類
科名 センボンゴケ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 要注目種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
注目事項 苔寺(西芳寺)庭園のコケ 苔寺として有名な西芳寺は、庭全体をコケが被い、美しい景観を形成している。それと同時に、その限られた空間内に92種という多くのコケ植物が生育している(Iwatsuki &Kodama 1961)ことでも注目されている。今回、約40年ぶりに西芳寺庭園内のコケ植物の調査を行い、121種が生育しているのを確認した。その中には、イトゴケ、アラハシラガゴケ、キノクニオカムラゴケ、ヤマトムチゴケなどのように本レッドデータブックで絶滅寸前種や絶滅危惧種、準絶滅危惧種に選定されている種も含まれているが、それらの種とは別の意味で注目に値するのはホンモンジゴケである。ホンモンジゴケは、銅イオンを体内に高濃度で蓄積することのできるコケで、他のコケが生育できないような銅含量の多い土の上に生えていることが知られている。今回、西芳寺の本堂庫裡近くに新たに建築された銅葺き屋根のお堂の下の土の上に生育しているのが確認された。京都ではお寺の境内などで、銅葺き屋根の下でホンモンジゴケが見つかることがあるが、コケの種類が豊富なことで有名な西芳寺に、このような形で新たにコケの種が1種追加されることになったのは興味深いことであると考える。


執筆者:長谷川 二郎
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