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ワスレナグモ Calommata signata Karsch 1879

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 クモ類
目名 クモ目
科名 ジグモ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 環境省の準絶滅危惧種に指定されており、京都府でも生息地が限定されているため。
形態 体長メス15〜18mm、オス6〜8mm。上顎は長く前方に突き出る。メスの第1脚は極めて細く長い。
分布 日本、中国大陸、朝鮮半島に分布する。発見例が少なく、生息地はかなり限定されていると思われる。日本での分布は本州(中部地方以南)、四国、九州。京都府では、京都市、八幡市、与謝郡で採取または確認されている。
生態的特性 住居には通常蓋がないが、入口を糸で塞いでいる場合もある。夜間は、住居から前足を出して、獲物を待つ。交尾期は9月頃、産卵期は翌年の5〜6月、孵化は7月と推定される。仔グモはしばらく母親の巣の中にとどまり、8月頃にバルーニング(空中移動)によって分散して自分の巣をつくる。成熟に要する期間はわかっていないが、2〜3年であると推定される。
生息地の現状 比較的明るく乾燥した寺社の境内や畑などに縦穴を掘り、管状の住居をつくる。植物があまり生えておらず、土がむき出しになっている場所で発見されている場合が多い。しかし、深泥池の浮島でも、ピットホールトラップで本種の雄成体が採集されている。

文献:八木沼(1960) 八木沼・吉田・加村(1981) 中平他(1976) 関口(1957) 金野(1994a) 金野(1994b) 畑守(1995) 畑守・新海・上田(1997) 加村(1978) 加村(1991) 成田(1999) 
執筆者:吉田 真
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