ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 地形・地質・自然現象 > 地形 > 不動の滝

 レッドデータブック2015に移動する

不動の滝 ふどうのたき
概要図

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類 河川地形
細分 滝・滝壷
地域 相楽郡南山城大字童仙房



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 要継続保護


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 地域において生活と密着した存在であるものやランドマークとして親しまれている地形。
概要 滝が形成されるケースにはいくつかの場合が考えられる。たとえば、河川の流下方向と斜交または直交して、上流側に侵食に対する抵抗性の高い岩体が分布する場合、滝が形成されることがある。また侵食基準面の変化に伴い、河川の下刻が上流に波及してゆく過程で、その波及の最前線に、緩急点として滝が形成されることも多い。また、火山噴火によって溶岩流や岩屑流が流出し、河川がせき止められ、その流出口に形成される場合がある。不動の滝は、周辺に隣接する童仙房の侵食小起伏面(隆起準平原)を開析する谷の上流部に位置する。滝周辺の基盤は、白亜紀後期の領家花崗岩類(信楽花崗岩類;川邊ほか、1996)から成り、特に上流側と下流側で大きく異なるようには見えない。むしろ、滝から上流側はおおよそ小起伏面の卓越する領域、下流は開析谷の卓越する領域に位置するので、緩急点が上流へ波及途上に形成された滝である可能性が考えられる。滝の落差は約20mで、その中ほどに祠が存在する。祠の奥の岩盤には不動明王が彫られており、地域の人々をはじめ、各地から訪れる参拝者に親しまれている。

文献:川邊ほか(1996) 
執筆者:高田 将志
写真
2.5万分の1 島ヶ原、笠置山
写真
南山城村 不動の滝(京都の自然200選・京都府 掲載)
    トップページ > 地形・地質・自然現象 >  地形 > 不動の滝

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.