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京都府改訂版レッドリスト2013

資料9 昆虫類・クモ類レッドリスト

 

1.レッドリスト見直しで明らかになった点

(1)昆虫類・クモ類の絶滅のおそれのある種の総数は、2002年のレッドリストでは、457種だったが、今回は499種(絶滅種:25種、絶滅寸前種:87種、絶滅危惧種:115種、準絶滅危惧種:72種、要注目種:200種)となり、42種増加した(47種追加、5種除外または削除)。したがって、今回の見直しで昆虫・クモ類の生息状況が依然として改善されていないことが示されているほか、これまで情報が不足していた種について生息状況等の新たな知見が得られたことで評価が進んだといえる。

               

(2)今回の見直し調査で、注目されるランクの変更と追加は、水生昆虫類で多い傾向を示している。とくにトンボ目では3種を絶滅寸前種から絶滅種にした。このことは今世紀に入ってからも、外来生物の影響も含めた湿地環境の保全と改善が進んでいないことを裏付けている。ほかのトンボ類も個体数と生息域の減少がみられ、合わせて14種を新たに要注目種に加えた。ほかに、絶滅が危惧される水域の昆虫として、イトアメンボ、オヨギカタビロアメンボ(今回初記録)、ミズアブ類、ミギワバエ等を新たにリストに加えたり、そのランクを上げた。

 

(3)海岸砂地やそれに続く草原では、近年全国的にも多くの昆虫の生息域の減少が報告され、京都府でも従来のリストを見直し、例えばハチ(膜翅)目ではシロスジコシブトハナバチ、ハナダカバチを新たにレッドリストに加えた。

 

(4)鞘翅(コウチュウ)目で絶滅種としていた2種、クビナガヨツボシゴミムシとコガタノゲンゴロウが今回新たに発見され、絶滅寸前種とした。今後これらの生息状況を注視していくとともに、生息地の保全策を講じる機会となった。しかし一方で、鞘翅(コウチュウ)目でも5種を新たにレッドリストに加え、全体としては環境の改善はすすんではいない。

 

(5)昆虫類55種、クモ類2種について、新たにリストに追加あるいはランクが変更された。これらのランクの変更だけでなく、本調査の過程で、新たに発見された昆虫も多く、特に鞘翅(コウチュウ)目では前回のリスト作成以降に324種が新たに追加記録され、京都府産の甲虫類は合計3871種となった。

 

2.注目される種のカテゴリー(ランク)と変更理由

  ベッコウトンボ      (旧)絶滅寸前種 → (新)絶滅種

京都府では唯一の生息地であった京都市深泥池で、1971年を最後に、以降の数度の生息確認を目的とした調査にもかかわらず現在まで再発見できなかった。本種は環境省の希少生物に指定されており、生息していれば人目を引くトンボであるが、近年府内における目撃の報告もなく、また追跡調査でも確認できなかったため、今回、絶滅したと判断した。

 

  トゲミケハラブトハナアブ (旧)リスト外 → (新)絶滅寸前種

マルハナバチに擬態する大形のハナアブ。幼虫は尾端に長い呼吸器を持ち、樹洞に溜まった水溜り中に生息する。分布記録が不明であったため評価が留保されていたが、その後整理されるにつれ、全国的に減少している実態が明らかとなった。1960年代までは、本州各地で採集されており、京都では大文字山の記録もある。しかしその後、この種は全国的にもほとんど再発見の報告がない。減少の理由は不明であるが、他の近縁種よりもより自然度の高い森林に依存していた可能性がある。

 

  チャマルチビヒョウタンゴミムシ(旧)要注目種 →   (新)絶滅危惧種

ブナ帯の落葉腐植土から得られている種である。京都府における唯一の産地である宇治市天ケ瀬でその後機会ある度に再確認を試みたが、追加できなかったため、ランクを上げて絶滅危惧種とした。

 

  コガタノゲンゴロウ           (旧)絶滅種 →  (新)絶滅寸前種

かつては平地の池沼に普通に見られた種であった。本種は、前回のレッドリスト種の選定時に京都府においては1930年代以降記録がないので絶滅したと判断していたが、2009年に南山城村の複数の池で少数ながら本種の生息が確認されたため、絶滅寸前種として扱うこととした。

 

  ミズスマシ                  (旧)要注目種 → (新)絶滅危惧種

かつて全国の止水域に普通に見られた種であったが、近年全国で生息地が減少していることが報告されている。京都府でも2003年以降正式な記録がなく、また環境省のRD第4次見直しでも新たに絶滅危惧Ⅱ類に指定されたこを受け、絶滅危惧種とした。なお、他の流水性のミズスマシ類も減少傾向が報告され、これらの生息状況にも注視する必要がある。

 

  ムツボシクモバチ(ムツボシベッコウ) (旧)絶滅危惧種 → (新)絶滅寸前種

本州に分布し、川原の砂地に生息するコモリグモ類を狩る特殊な生活様式をもつハチである。京都府では近年の記録がなく、また河川の川原の攪乱が進んでいる周辺の府県の状況からも本種の生息がきわめて危惧されると判断した。

 

 

3.改訂版レッドリスト

 〈 昆虫類 489種 〉

 

 絶滅種(25種)

  △マダラナニワトンボ、△オオキトンボ、△ベッコウトンボ、アカヘリミドリタマムシ、

  フタモンマルクビゴミムシ、キベリマルクビゴミムシ、クロマルクビゴミムシ、

  アシグロチビヒョウタンゴミムシ、アオヘリアオゴミムシ、ツヤキベリアオゴミムシ、

  アシグロアオゴミムシ、クビナガキベリアオゴミムシ、オオサカアオゴミムシ、

  アカアシナガクチキ、オオナガクチキ、スジゲンゴロウ、シャープゲンゴロウモドキ、

  ホソガムシ、ルリカミキリモドキ、ニセハムシハナカミキリ、ツマグロヒメハナカミキリ、

  ブチヒゲハナカミキリ、イガブチヒゲハナカミキリ、アサカミキリ、ウジセトトビケラ、

 

 絶滅寸前種(87種)

  ヒヌマイトトンボ、△ハネビロエゾトンボ、コバンムシ、カワムラナベブタムシ、

  ○オヨギカタビロアメンボ、クロカタビロオサムシ、アキオサムシ、

  オオヒョウタンゴミムシ、△チャマルチビヒョウタンゴミムシ、カンムリメクラチビゴミムシ、

  ダイゴメクラチビゴミムシ、マホメクラチビゴミムシ、▽クビナガヨツボシゴミムシ、

  イズリハメクラチビゴミムシ、ムカシゲンゴロウ、ミウラメクラゲンゴロウ、

  オオイチモンジシマゲンゴロウ、▽コガタノゲンゴロウ、マダラシマゲンゴロウ、

  ナミゲンゴロウ、コオナガミズスマシ、○ヒョウタンメダカハネカクシ、

  ○ルイスムネボソヨツメハネカクシ、ムネアカオオキバハネカクシ、

  メダカオオキバハネカクシ、タカハシセスジハネカクシ、ドウバネアナバケハネカクシ、

  オオチビマルハナノミ、マグソクワガタ、ヒメオオクワガタ、オオクワガタ、

  キョウトチビコブスジコガネ、ダイコクコガネ、シラホシダエンマルトゲムシ、

  ヤノコモンタマムシ、アオタマムシ、アサヒナルリナガタマムシ、ヘリアカカネコメツキ、

  クラマアカコメツキ、ヒゲナガクロコメツキ、ナルカワナガクシコメツキ、ケシチビマメコメツキ、

  アトキクロヒメジョウカイモドキ、マルヒラタケシキスイ、カタベニツツケシキスイ、

  ミツノオオケシキスイ、ムクゲネスイ、ムネビロネスイ、ミカドテントウ、

  クロジュウニホシテントウ、クロヘリメツブテントウ、オオサカヒメテントウ、

  キムネキノコムシダマシ、ルリキノコムシダマシ、ヒメカツオガタナガクチキ、

  ヒゲブトナガクチキ、ナガヒラタホソカタムシ、シナスナゴミムシダマムシ、キイロチビコクヌストモドキ、

  オオダイマグソコガネダマシ、コモンキノコゴミムシダマシ、ヒサゴゴミムシダマシ、セコブナガキマワリ、

  ホソクビキマワリ、フタスジカタビロハナカミキリ、シコクヒメコブハナカミキリ、オオトラカミキリ、

  エゾトラカミキリ、キンイロネクイハムシ、ツヤネクイハムシ、カワシマケブカハムシ、

  カスミハネカ、ベッコウタマユラアブ(ベッコウクサアブ)、クロツヤタマヒラタアブ、

  ムツボシナガハナアブ、ムツボシベッコウハナアブ、カエルキンバエ、キタヤマカクスイトビケラ、

  オオウラギンヒョウモン、ヒメヒカゲ、ベニモンカラスシジミ、シルビアシジミ(シルビヤシジミ)、

  ヒメコミズメイガ、○トゲミケハラブトハナアブ、○スズキツリアブ、クチナガハバチ、

  △ムツボシクモバチ(ムツボシベッコウ)

   

 絶滅危惧種(110種)

  コバネアオイトトンボ、△アオヤンマ、ネアカヨシヤンマ、セグロイナゴ(セグロバッタ)、

  ▽カワラバッタ、ヤマトバッタ(ヤマトマダラバッタ)、ハマスズ、ヒメミズカマキリ、

  エサキアメンボ、○イトアメンボ、タガメ、オオウスバカゲロウ、セアカオサムシ、イソチビゴミムシ、

  ルリケイメクラチビゴミムシ、ヨシイメクラチビゴミムシ、シマメクラチビゴミムシ、

  オゴソコメクラチビゴミムシ、ユゲメクラチビゴミムシ、サクライメクラチビゴミムシ、

  コスゲメクラチビゴミムシ、シュテンメクラチビゴミムシ、イグチケブカゴミムシ、

  キボシチビコツブゲンゴロウ、ムモンチビコツブゲンゴロウ、ヤギマルケシゲンゴロウ、

  マルガタゲンゴロウ、クロゲンゴロウ、△ミズスマシ、クロエンマムシ、ババヒゲブトチビシデムシ、

  サツマヒゲブトチビシデムシ、ヤマトモンシデムシ、クチキクシヒゲムシ、ルリクワガタ、オニクワガタ、

  ○マルオクロコガネ、○オオキイロコガネ、ハバビロナガハナノミダマシ、

  ミゾムネチビサビキコリ、シナノカネコメツキ、ホソアカツヤコメツキ、アカアシシモフリコメツキ、

  スズキシモフリコメツキ、ヤツモンシモフリコメツキ、クロホソキコメツキ、ムネアカクロコメツキ、

  ミヤコアラハダチャイロコメツキ、アシウアカコメツキ、ベッピンアカコメツキ、ミズノクロコメツキ、

  タカハチクロコメツキ、ヤマトクロコメツキ、アカグロコメツキ、ヒメオオナガコメツキ、

  ヒメクロナガコメツキ、チビマメコメツキ、ニセチビマメコメツキ、ホソマメコメツキ、

  チュウゼンジベニボタル、キイロシリブトジョウカイ、ベニオビジョウカイモドキ、

  ルリキオビジョウカイモドキ、ツマグロツツシンクイ、ヨツボシアカマルケシキスイ、

  ルリヒラタムシ、オオツカヒメテントウ、スエヒロタケツツキノコ、フタオビオオハナノミ、

   ムナコブハナカミキリ、ヒゲブトハナカミキリ、オオホソコバネカミキリ、

  ヒゲシロホソコバネカミキリ、マダラゴマフカミキリ、セダカコブヤハズカミキリ、

  ヨコヤマヒゲナガカミキリ、ユリクビナガハムシ、ムツキボシツツハムシ、ウエツキブナハムシ、

  ヒメクロケシツブチョッキリ巨椋池個体群、イッシキガガンボモドキ、ヒウラシリアゲ、

  ニホンアミカモドキ、コガタノミズアブ、ヨスジハネモンアブ、シロスネアブ、ナギサツルギアブ、

  タシマツルギアブ、ゼンズリストクチヒゲアシナガバエ、ハナダカマガリモンハナアブ、

  オオナガハナアブ、ハイイロハナアブ、ヤマシロムネカクトビケラ、

  △ツマグロキチョウ、○ウラギンスジヒョウモン、キョウトニンギョウトビケラ、フタスジキソトビケラ、

  ギンイチモンジセセリ、△ギフチョウ、ヒロオビミドリシジミ、イトウハバチ、キゴシジガバチ、

  ○シロスジコシブトハナバチ、スジボソコシブトハナバチ、ルリモンハナバチ、クロマルハナバチ、

  ○ツノヒゲシギアブ、○シバカワツリアブ、○セマダラミギワバエ、○アワウミワライミギワバエ

 

 準絶滅危惧種(69種)

  オツネントンボ、グンバイトンボ、ベニイトトンボ、モートンイトトンボ、ルリボシヤンマ、

  キイロサナエ、ムカシヤンマ、▽キイロヤマトンボ、ナニワトンボ、ミヤマアカネ、ハッチョウトンボ、

  イソカネタタキ、ヒメカマキリ、カスリウスバカゲロウ、マダラウスバカゲロウ、

  エゾハルゼミ、コオイムシ、ネグロクサアブ、

  ○ニセクチグロヒラタアブ、イトウタマユラアブ、キスネハラキンミズアブ、ハマダラナガレアブ、

  ○ヒラヤマミズアブ、○クロトゲミギワバエ、イナウシアブ、ホソムシヒキ、トラフムシヒキ、

  ガロアアナアキハナアブ、○マエグロシギアブ、○ヤマトクチブトメバエ、クロハナブトハナアブ、

  ハチモドキハナアブ、ルリハナアブ、スイドウトビケラ、○クロハラナガハナアブ、

  ハナナガモモブトコハナアブ、クロアシナガハナアブ、ツマグロキチョウ、

  オナガシジミ、クロシジミ、オオヒカゲ、クロヒカゲモドキ、ウラナミジャノメ、スジボソヤマキチョウ、

  キマダラルリツバメ、ウラナミアカシジミ、ウラジロミドリシジミ、オオムラサキ、

  ○ヒメキマダラヒカゲ、エゾスジヨトウ、ハナセヒラクチハバチ、シロズヒラタハバチ、

  アオスジベッコウ、フタモンベッコウ、マイマイツツハナバチ、ヤマトヌスミベッコウ、フクイアナバチ、

  アカオビケラトリバチ、フクイジガバチモドキ、ガロアギングチバチ、カゲロウギングチバチ、

  ヤマトスナハキバチ、キアシハナダカバチモドキ、ニッポンツヤバチ、トラマルハナバチ、

  クズハキリバチ、▽スギハラクモバチ(スギハラベッコウ)、○ハナダカバチ 

 

 要注目種(198種)

  オオトゲエラカゲロウ、オオシロカゲロウ、イマニシマダラカゲロウ、チノマダラカゲロウ、

  キハダヒラタカゲロウ、ムナグロキハダヒラタカゲロウ、○セスジイトトンボ、○オオイトトンボ、

  ○ムスジイトトンボ、○カトリヤンマ、○ヒラサナエ、○ヒメサナエ、○タベサナエ、○オグマサナエ、

  ○コサナエ、○フタスジサナエ、○ミヤマサナエ、○オオサカサナエ、○メガネサナエ、

  ○マイコアカネ、キョウトゴキブリ、ツチゴキブリ、カマキリ、ヒナカマキリ、ウスバカマキリ、

  コバネコロギス、イブキヒメギス、ヒサゴクサキリ、ヘリグロツユムシ、ヒメヤブキリモドキ、

  ハダカササキリモドキ、ホンシュウフタエササキリモドキ、マツムシモドキ、ウミコオロギ(ナギサスズ)、

  ウスモンウミコオロギ、コガタカンタン、クチキコオロギ、ケラ、○ミヤマフキバッタ種群、クルマバッタ、

  ショウリョウバッタモドキ、アカエゾゼミ、ルリクチブトカメムシ、リュウキュウホシウスバカゲロウ、

  ポンポンメクラチビゴミムシ、ヨウロウメクラチビゴミムシ、キョウトメクラチビゴミムシ、

  タンゴメクラチビゴミムシ、オオエヤマヌレチビゴミムシ、ヒロムネナガゴミムシ、ダイヒザンナガゴミムシ、

  キョウトオオナガゴミムシ、キョウトナガゴミムシ、ダイセンナガゴミムシ、タカバクロヒラタゴミムシ、

  ヒメセボシヒラタゴミムシ、オグラヒラタゴミムシ、タナカツヤゴモク、アオバネホソクビゴミムシ、

  カンムリセスジゲンゴロウ、オオミズスマシ、ガムシ、○アシナガオオキバハネカクシ、

  キョウトコチビシデムシ、マダラクワガタ、キンキコルリクワガタ、

  オオチャイロハナムグリ、▽オオムツボシタマムシ、コガタヒメサビキコリ、ハマベオオヒメサビキコリ、

  ツシマヒメサビキコリ、フタモンウバタマコメツキ、クロフトヒラタコメツキ、コガタシモフリコメツキ、

  コガネコメツキ、タンバコクロコメツキ、ウスカバイロコメツキ、チャイロムナボソコメツキ、

  ヒラタクシコメツキ、ヤマモトツヤミズギワコメツキ、ヨツボシミズギワコメツキ、

  キョウトチビマメコメツキ、ニホンチビマメコメツキ、ニセニホンチビマメコメツキ、ゲンジボタル、

  ヘイケボタル、ヒメボタル、カンサイニンフジョウカイ、

  アカオビカツオブシムシ、ケブトヒラタキクイムシ、ケモンセスジシバンムシ、

  ▽ヨツモンチビカッコウムシ、ヤマトヒメメダカカッコウ、ルリホシカムシ、▽ツツヒラタムシ、

  オオキノコムシ、カタモンナガチビオオキノコムシ、クロスジチャイロテントウ、クチキオオハナノミ、

  ヤマトオサムシダマシ、▽クロキノコゴミムシダマシ、マルツヤニジゴミムシダマシ、

  コメノゴミムシダマシ、シワナガキマワリ、ハネナシセスジキマワリ、ヘリハネムシ、

  ケブカマルクビカミキリ、ニッポンモモブトコバネカミキリ、ヨツボシカミキリ、フトキクスイモドキカミキリ、

  トゲムネホソヒゲカミキリ、ピクチビコブカミキリ、チャバネホソリンゴカミキリ、

  キュウシュウチビトラカミキリ、キイロミヤマカミキリ、オガサワラチャイロカミキリ、

  アカネキスジトラカミキリ、ムネアカメダカカミキリ、

  クロオビキノコヒゲナガゾウムシ、ビロードアシナガオトシブミ、キベリハムシ、コブルリオトシブミ、

  ホソミツギリゾウムシ、チャバネホソミツギリゾウムシ、アカオニミツギリゾウムシ、ケシチビゾウムシ、

  サビマルクチゾウムシ、タカハシトゲゾウムシ、クロアシナガゾウムシ、スナムグリヒョウタンゾウムシ、

  アオヒゲナガゾウムシ、ミカドガガンボ、カネノクモガタガガンボ、トワダオオカ、ハマダラハルカ、

  ケジロキアブ、ヒメキイロコウカアブ、アシグロルリミズアブ、ミズアブ、ハラビロミズアブ、

  ○ミドロミズアブ、キアシキンシギアブ、ヤマグチハネモンアブ(ヤマグチメクラアブ)、

  タケウチセダカコガシラアブ、 クロバネツリアブ、オオイシアブ、トゲツヤイシアブ、

  ツマグロヒゲボソムシヒキ、ハマベコムシヒキ、アオメアブ、ニッコウクロハナアブ、プサロクロハナアブ、

  キョウトハナアブ、クロオビハナアブ、ジョウザンナガハナアブ、フタオビアリノスアブ、

  オオハチモドキバエ、ハマベニクバエ、コマバムツボシヒラタアブ、○アエカヨコモンヒラタアブ、

  ○ニノミヤトビクチミギワバエ、○ヤマトミギワバエ、○ラカンミギワバエ、ニッポンクダトビケラ、

  ヒガシヤマクダトビケラ、ミヤコクダトビケラ、キブネクダトビケラ、ニッポンイワトビケラ、

  コガタシマトビケラ、キブネシマトビケラ、クレメンスナガレトビケラ、カワムラナガレトビケラ、

  クラマナガレトビケラ、トランスクィラナガレトビケラ、ヨシイナガレトビケラ、ナガレトビケラ属の1種、

  ヤセコヤマトビケラ、

  イノプスヤマトビケラ、ハナセマルツツトビケラ、キョウトコエグリトビケラ、クロツツトビケラ、

  コカクツツトビケラ、カタツムリトビケラ、ツダヒゲナガトビケラ、カモヒゲナガトビケラ、

  ミヤコヒゲナガトビケラ、タテヒゲナガトビケラ属の1種、セトトビケラ属の1種、ヒメセトトビケラ、

  ハマゴウノメイガ、イノウエトガリメイガ、○ギンツバメ、ワタナベカレハ、○オオシモフリスズメ、、

  ○キマダラコヤガ、タッタカモクメシャチホコ、ガマヨトウ、ニセフジロアツバ、▽トモンハナバチ

 

 

〈 クモ類 10種 〉

 

 絶滅危惧種(5種)

  イソコモリグモ、ミズグモ、カネコトタテグモ、ヒトエグモ、ドウシグモ

 準絶滅危惧種(3種)

  ワスレナグモ、キシノウエトタテグモ、キノボリトタテグモ

 要注目種(2種)

    ○コガタコノハグモ、○アシュウヤミサラグモ

 

 

凡例

 △:アップリスト種

 ▽:ダウンリスト種

 ○:新規掲載された種

 ☆:種名などの変更

お問い合わせ

総合政策環境部自然環境保全課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4705

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