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地震被災建築物応急危険度判定実地訓練の結果について

1 要旨

大規模地震で被災した建築物による2次災害を防止し、住民の安全を確保する目的で、被災直後から被災建築物の危険度を調査、標示する「地震被災建築物応急危険度判定」の実施体制を整備するため、被災モデル建築物を用いて実践的な模擬判定訓練を実施しました。

訓練では、独立行政法人建築研究所(茨城県つくば市)が開発する、応急危険度判定支援ソフトも試用しました。(iPadを使う訓練は全国で2例目、iPhoneを使う訓練は全国初)

2 実施概要

実施日時

平成24年9月12日(水曜)
午後1時00分から午後4時30分 

会場 福知山市 市営南天田団地
集合等 福知山市 消防防災センター
内容 ・参加者が2名1組で調査し、危険度を判定
・判定結果を「危険(赤)」「要注意(黄)」「調査済(緑)」のいずれかの判定ステッカーで標示
参加費 無料

3 参加者

参加者 56名(スタッフ含む)
※民間判定士23名、行政職員33名

4 結果

◎ 技術的には正確におこなわれた。
◎ 判定ステッカーに注意事項等が的確に記載され、被災者へ適切な情報提供が確認できた。
△ 判定所要時間や軽微な記入ミス等があった。

5 参加者の声

  • 地震はいつ起こるかわからないので、このような実践的な訓練は必要。
  • S造、RC造についても実施してほしい。
  • 年に数回訓練があればいいと思う。
  • 現地講習についても実施してほしい。
  • 訓練により実際の動きのイメージがつかめた。判定のコツ、注意ポイントが身についた。
  • 机上では理解できないことが、実際に体験することで理解できた。
  • 短時間での判定は難しかった。

6 問い合わせ等 

事務局:京都府建設交通部建築指導課(建築防災・安全担当)

〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入る

tel 075-414-5346  E-mail kenchiku@pref.kyoto.lg.jp
fax 075-451-1991  U R Lhttp://www.pref.kyoto.jp/kenchiku/

お問い合わせ

建設交通部建築指導課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-451-1991

kenchiku@pref.kyoto.lg.jp