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きょうと健康長寿推進講演会(開催報告)

 平成26年1月30日、ホテルセントノーム京都において「きょうと健康長寿推進講演会」を開催しました。第1部は「国立循環器病研究センタ  ーにおけるかるしおプロジェクトの取り組み」についての講演、第2部では京都府が企画しているおばんざい弁当の取り組みについての報告、パネルディスカッションを行いました。 

日時

 平成26年1月30日(木) 午後2時~午後4時30分         

場所

 ホテルセントノーム京都  平安の間

 (京都市南区東九条東山王町19-1 JR京都駅 八条東口より東へ徒歩3分)

 

参加者 

 146名

内容

 講演 
 『 国立循環器病研究センターにおけるかるしおプロジェクトの取組』 
  講師    国立循環器病研究センター 臨床栄養部栄養管理室  室長  村井 一人氏

 

 《概要》 

 おいしい減塩食で循環器病予防。国立循環器病研究センターの病院食は、「日本一美味しい病院食」として

  多数のメディアでも取り上げられるなど、注目を集めています。話題のかるしおプロジェクトの取り組みについて

 ご講演いただきました。 

 講演会1
【感想~アンケートより~一部抜粋】
  • 脳疾患や心疾患は自分の心がけで防げると言われて本当だなぁと思った。
  • かるしおレシピは有名で知ってはいたが、取り組みの背景や調理の工夫点を知ることができたので良かった。レシピ本を持ちながら作ったことは無かったので家でも作ってみたい。
  • 塩分控え目はまずいということになっていたが、おいしく塩分を控えられるということがわかり、実践していきたいと思った。
  • 話題となってるかるしおの講演でおもしろかった。
  • 自分が血圧が高いため、飲酒をやめて投薬しているが、現状を改善するには減塩しかないが食事を作るのに迷いがあった。レシピ本を見てチャレンジしたいと思う。会社の食堂にも提案できればと思う。
  • 目からウロコだった。ただ塩を減らすことだけと思っていた。長続きして美味しくというところが良かった。
  • 塩を減らすという考えではなく、素材の味を生かしておかずだけで食べられる味がポイントだということが勉強になった。八方ダシ真似してみたいと思う。
 
パネルディスカッション
 『 健康ライフをつくる食の力と環境づくり
                     ~ 健康ばんざい 京のおばんざい弁当の取り組みを通して ~ 』

 

 座長  京都府立医科大学大学院医学研究科 地域保健医療疫学   教授  渡邊能行 氏

  助言者  国立循環器病研究センター  臨床栄養部栄養管理室      室長   村井一人 氏

   《基調報告》

  『京都府における循環器疾患の動向と府民の塩分摂取状況』

  報告者:京都府立医科大学大学院医学研究科 地域保健医療疫学   教授  渡邊能行 氏

   京都府民の平均寿命と健康寿命・京都府内の指定摂取栄養素量・塩分摂取量の調査の報告など

 

 《京のおばんざい弁当普及推進の取組報告》

 『健康ばんざい 京のおばんざい弁当の取組を通して』                                                

 報告者:京のおばんざい弁当普及推進協議会会長 仲田 雅博 氏

     健康ばんざい京のおばんざい弁当の取組の紹介、規格基準、認定マークの紹介など

 

    認証マーク                                                           

 

 『健康家族あかぴーまんの取組』

 報告者:健康家族あかぴーまん 迫田 優子 氏

 

  健康家族あかぴーまんの紹介、京都府認定健康ばんざい京のおばんざい弁当シリーズ

  健康精進弁当・三菱京都病院人間ドッグ科の先生による共同企画の健康弁当の紹介など

 

  健康精進弁当            

  認定弁当 健康家族あかぴーまん 健康精進弁当      

 

 『大学食堂での「おばんざい弁当」』 

 報告者:  株式会社不二家商事  薗田 弘子 氏

     今の学食の紹介、平成25年おばんざい弁当のメニューと減塩の工夫、おばんざい弁当の

     料理教室、今後のおばんざい弁当についての紹介など

 

  おばんざい弁当

  認定弁当 株式会社不二家商事 おばんざい弁当 秋3

 

 《ディスカッション(概要)》   
  • 京都の食材は高いので作るのに非常にコストがかかる。原価が高いと売値も高くなってしまう。お弁当は残ったら廃棄しなくてはいけない。
    予約販売だと非常に原価が楽になる。数であるとか買い取り、売値などしっかりカタチが作れると作り手側が更にいいものが作れると思う。
  • なかなかおばんざい弁当も認定マークも認知されてないのでもっと周知をお願いしたいと思う。
  • 取組をやっている割には広がりがまだまだ足りないと思う。おいしいと思ってもらえたら絶対に広がるはず。
    良い物を作っていただく中で、それぞれが出来る部分でバックアップしていただいて、こまめな取組と地道に普及・啓発していただければと思う。
  • おばんざい弁当はどこで食べれるかとか京都府庁で食べれるとかもっとお知らせがあればいいのでは。

      講演会7
【感想~アンケートより~一部抜粋】
  • 京のおばんざい弁当は、栄養面だけでなく、見た目も華やかで視覚でも満足のいくお弁当だと思った。普段の食事でもそういったところを気をつけるだけで満足感を得られるのではないかと参考になった。
  • それぞれの分野で苦労をされてるんだと痛感した。
  • おばんざい弁当大いに興味ある。ぜひ食べてみたい。
  • お弁当の色どりの組み合わせが参考になった。
  • 新しい考え方が聞けたと思う。学生食堂の取り組みはとても良いと思った。
  • ロスが多いと聞き、それでも取り組んでおられる姿勢は立派だなと思った。地道な積み重ねで健康を維持できるのは素晴らしいと思う。日々、簡単に手軽なもので済ませてしまう食事を反省した。
  • 身近に購入できる店を宣伝して欲しい。予約制を拡大して、店をわかりやすく宣伝すれば増えるのでは。
  • 京のおばんざいの定義を聞いてさすがと思った。和食の強みを広めて欲しい。

 会場の写真

   写真2 写真4

  写真3  写真6

  

【講演会感想~アンケートより~一部抜粋】
  • 元気に寿命が終われる様にとの思いを深くした。
  • もっと食の提供する立場の人や企業でこのような取り組みを真剣にすすめる街、京都となりたい。
  • 楽しい講演会とパネルディスカッションだった。食べ物の話はみんな興味があるので、又ぜひ出席したい。
  • いろいろな活動について知ることができて良かった。ダシの味、かるしおのポイントを知ることが出来て良かった。
  • 「京のおばんざい」についてもっともっと情報提供をしてほしい。分析結果も含めて。
  • どうすれば無理なく減塩できるか勉強になった。循環器疾患を予防する上で減塩がいかに重要かとても良くわかったので毎日の食事でも気をつけていこうと思う。
  • まず自分が取り組み、それを広げていきたいと思う。

 

 

お問い合わせ

健康福祉部健康対策課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-431-3970

kentai@pref.kyoto.lg.jp