ここから本文です。

子どもの包茎 [子育てQ&A]

包茎とは包皮の先端が狭く亀頭(きとう)を露出できない状態で、包皮を引っ張れば露出できるものを仮性包茎、全くできないものを真性包茎といいます。

新生児期では半数以上が亀頭の先端の一部もみられず、1歳を過ぎても亀頭が完全に露出できるのは20%以下といわれています。包茎があると、細菌感染症や排尿障害を起こしやすいといわれますが、清潔に保つことで細菌感染症は予防できますし、排尿障害に関してもよほど先端が狭い場合に限られます。また、一方、包皮があることでアンモニアによる粘膜障害を防ぐことができるとの考え方もあります。

排尿障害などの大きな合併症がなければ、5~6歳ごろまでは様子をみて、5~6歳を過ぎても真性包茎である場合は、何らかの治療を考えてもいいでしょう。治療には、手術や家庭で行う方法などがあります。一度、小児科医、小児泌尿器科医に相談してください。

お問い合わせ

健康福祉部こども・青少年総合対策室(母子保健係)

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4792

kodomo@pref.kyoto.lg.jp