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TSマーク付帯保険

 京都府では、自転車事故による被害者の救済に資するため、TSマーク付帯保険の加入を進めています。

 これは、財団法人日本管理技術協会が推進母体となり、自転車利用者の求めに応じて、「自転車安全整備店」の「自転車安全整備士」が「「普通自転車の点検整備基準」に定める項目に従って自転車を点検・整備し、道路交通法に規定する「安全な自転車」であることを確認したとき、その証として「TSマーク(傷害保険・賠償責任保険付)」を貼付するものです。

 点検整備済みの普通自転車には、 次のマークが貼付されます。

第二種TSマーク

補償内容

  • 傷害保険

 入院15日以上 (一律)10万円
 死亡・重度後遺障害(1~4級) (一律)100万円

  • 賠償責任保険

 死亡・重度後遺障害(1~7級) (限度額)5,000万円

  •  被害者見舞金

 入院15日以上 (一律)10万円

有効期間

TSマークに記載されている点検日から1年間

参考

 自転車利用者が高額の賠償金を支払うケースも発生しています。

  • 平成25年7月4日神戸地裁判決

自転車が歩行者と衝突、歩行者が意識不明の重体になり、9,521万円の賠償

  • 平成15年9月30日東京地裁判決

自転車が歩行者と衝突、歩行者が死亡し、6,779万円の賠償

 手軽に入れる保険として、TSマーク付帯保険のほか、自動車保険、一般の傷害保険、火災保険等には、自転車事故を対象とする保険を付帯できるものが多くあります。

 京都府自転車の安全な利用の促進に関する条例では、自転車利用者に対して、自転車損害保険等に加入する努力義務を課しています。保険に加入するよう努めましょう。

 

 

お問い合わせ

文化生活部安心・安全まちづくり推進課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4255

anshinmachi@pref.kyoto.lg.jp