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現地種子を配合した植生基盤マット

工事によりできた切土・盛土法面には、従来から法面保護工として種子等の吹き付けや既製品の緑化マット等を使用しています。
しかし、貴重な動植物等に配慮すべき区域では、従来の外来種入り工法を使用せず種子を入れず飛来種子を待ち受けられる法面資材に現地で採取した種子を活用する工法を採用しました。
本来の法面資材に必要な種子量の確保はできませんが、自然の植生導入のスピードアップに僅かながら貢献するものと考えます。

施工事例

まず、工事を施工する箇所の近隣より種子を採取します。採取した種子は発芽率が低いため、樹種・数量共にできる限り多く採取しています。

ノリウツギの種子採取状況ミヤマガマズミの種子採取状況

 

集めた種子は各樹種毎に計量し、法面緑化資材に利用します。

採取した種子の選別状況選別された種子状況

 

植生資材メーカーの協力を得て、法面保護工に使用する種子無しマットに採取した種子を混ぜた製品を作り現地で施工します。

 

お問い合わせ

農林水産部京都林務事務所

京都市上京区中立売通小川東入三丁町449

ファックス:075-451-5745

kyotorinmu@pref.kyoto.lg.jp